今日は隣の畑のおじさんの予想通り朝からず~っと雨が降っていました、時々強くはなりますが溝から溢れる程ではなかったですね。
まあこの季節にそんなに降ってもらっては困りますけどね。
畑のおじさんは天気予報の神様かも・・・良く当たりますね。
さて雨が降っては畑の仕事をする訳にはゆきませんので朝からみっちりと製作致します。
今日はリアアクスルを支えるリンクの製作がメインとなります。
リアアクスルは1/2リーフのスプリングで前後左右の動きを制御されていましてほとんど他の動きは出来ないのですがブガッティの設計部門は余程位置決めの心配をしたのかリアアクスルの前側からもリンクで固定しているのです。
しかし。このリンクを観察する限りリンクのアームの長さが短いのです・・・なぜでしょう??
普通サスペンションのまわりのリンクは出来る限り長くするのが定石なんですよ、というのも短いとサスペンションの沈み具合でジオメトリーが狂いやすいからなんですね。例えばこのリンクはサスペンションの位置決めでは無くスタビライザーの一部とする考えも有りますがこの時代にトーションバーを利用したスタビライザーが存在したのか・・・と言う問題は残ってきますし。
ハンドリング向上の為にスタビライザーを付けるならフロントが先なんですね。
ですがフロントには無さそうに見えるのです・・・リアだけ付ければ当然ながらオーバーステアな車になってしまいますので普通の方には少々扱い難いはず・・・。
しかし実車画像にもこのリンクは付いていますので取付けておきたいです。
まずはアームを作ります。
アームは軽め穴が3つも開けられた贅沢なものですね。
このクラスの車なら軽め穴は不要と思われますが・・・まだバネ下重量などと言う事は全く考えられていないでしょうから・・・。
0.2mmの洋白板に穴を開けまして・・・ガイドになるものを作りました。
この場合一番大切なのは一番右と左の穴の位置を揃える事ですね、そうしないとアームの長さが変わってきますから。
削って一応の形状にしてみます、つまりサンプルを作ってみると言う事ですね。
サンプルは0.2mmの洋白板で作りましたが少々厚みが不足している様ですね。
作品に使うのは0.3mmで作りましょう・・・。
この厚みなども実際に完成してしまいますとわかり難いのですが見た目の力強さとかは厚みが大切なのかも・・・。
先ほど切った洋白板を2枚合わせてハンダ付けしまして、上側に瞬間接着剤でサンプルを貼付けます。
このサンプルをガイドにして穴を開けましょう。
0.3mmを2枚重ねですから0.6mmですか~
真鍮板よりも少し硬いですね・・・0.6mmでも結構指が疲れます(笑)
しかし負けられませんから・・・穴を開けました。
2枚ですからこれで1台分ですね後4枚の穴開けが残っています・・・。
外形を整える様に削ってゆきます、そんなに難しい事は無いのですが時間はかかりますね~。
それでも何とか5台分が完成致しました。
何度も削って接着して削って接着しての繰り返しだったのでサンプルはこんなにヨレヨレになってしまいました。
まあしょうがないですね。
リンクを取付けるにはタイヤを付けてシャーシの高さを決める必要が有りますね。
そいしないとリンクの角度が違って来るんですよ・・・ただ今からタイヤやホイールを作っていますとリンクの取り付けがいつになるのかわからない位先になってしまいます。
忘れるといけませんのでここは仮組用のタイヤ/ホイールを作っておきます。
素材はABS樹脂で直径と厚みは予定の寸法に合わせております。
ただ幅は細くても良かったかもしれませんね、実際にはドラムブレーキがホイールの内側に半分くらい入ってしまう・・・つまりホイールのオフセットが有るからこのままシャーシに取付けてボディをかぶせてもタイヤがボディからはみ出してしまうんです。
だったら幅は関係無くなりますね。
それとも見越してオフセットさせられる様に内側を削っておく方法も有りますが・・・まあ現状そこまでしなくても良い様な気がしています。
仮組用のタイヤの中央に真鍮線のピンを打っておきます。
このピンですが真鍮線を切っただけではアクスルの内径とクリアランスが無いので脱着し難い訳です。
そこでリューターに固定してほんの僅かテーパーになる様に削っておきましょう。これで脱着が簡単になりましたね。
細かな気配りですが脱着時に無理な力がかかりますと壊してしまう事も有るのです、転ばぬ先の杖・・・ですね。
たかがピンされどピン・・・とも言いますね(笑)
そして4個のタイヤと半月状のタイヤが1個だけできました。
この半月状のタイヤですが結構便利なんですよ~(笑)
実はリアアクスルのリンクの場所がタイヤホイールの裏側になっているんです。
つまり普通に丸い仮組用のタイヤ/_ホイールでは邪魔になって採寸も出来ませんし加工はもちろん難しいものになります。
なのでその部分が見えつつも裏側の加工も出来るという事なんですね。
まず車高はフレーム下までで5mmに設定しています、この状態でタイヤを付けたサスペンションはこんな角度になりますリーフスプリングがほぼ水平・・・ほんの僅かに前下がりになっていますので実に設定通りの角度ですね。
実際にはシャーシの下にはアンダーパネルが付きますので0.2~0.3mm程度最低地上高が下がりますね、そうそうマフラーもありましたからもっと下がりますね。
次はリンクがフレームに付く部分のベースを作ります。
これはリンクが何も無いフレームの側面からいきなり出て来るのは如何にも不自然なので取り付けのベースを作ってみましょう。
旋盤を持っていれば全く難しい事じゃないですね、削るだけです。
トースカンを使ってリンクの取付け高さを決めましょう。
リンクは普通の状態で水平とか垂直が基本なので・・・検討してみますとフレーム下面と並行に取り付けます。
ですが取り付けのベースが直径3.0mm有りますからフレームの下側から1.5mmの高さに付ける事に致します。
アクスルの取り付けから前側に5.5mmというのが構造上無理の無い位置ですね。
取付け穴を開けます、フレームは比較的薄いのでこの場合のキリは新品を使っています。
この様な場合切れないキリを使いますと怪我をしたりトラブルを起しやすいですからね。
リンクのベースを取付けまして・・・リンクを取付けました。
アクスルとの連結リンクはまだ作っていないのでこれ以降は明日の製作ですね。
リンクを付けたのもこの一台だけですから如何に時間がかかっているかわかりますね、朝からみっちり製作してもこの時間でここまでしか出来ない・・・何と言う事でしょう・・・。
ついでに反対側も取付けておきましょうね。
明日はこの続きを製作致します。
今日もクタクタだ~!(笑)
まあこのブログにご訪問くださる方も毎日の仕事でクタクタなのでしょう、お疲れさまでした~!
まあこの季節にそんなに降ってもらっては困りますけどね。
畑のおじさんは天気予報の神様かも・・・良く当たりますね。
さて雨が降っては畑の仕事をする訳にはゆきませんので朝からみっちりと製作致します。
今日はリアアクスルを支えるリンクの製作がメインとなります。
リアアクスルは1/2リーフのスプリングで前後左右の動きを制御されていましてほとんど他の動きは出来ないのですがブガッティの設計部門は余程位置決めの心配をしたのかリアアクスルの前側からもリンクで固定しているのです。
しかし。このリンクを観察する限りリンクのアームの長さが短いのです・・・なぜでしょう??
普通サスペンションのまわりのリンクは出来る限り長くするのが定石なんですよ、というのも短いとサスペンションの沈み具合でジオメトリーが狂いやすいからなんですね。例えばこのリンクはサスペンションの位置決めでは無くスタビライザーの一部とする考えも有りますがこの時代にトーションバーを利用したスタビライザーが存在したのか・・・と言う問題は残ってきますし。
ハンドリング向上の為にスタビライザーを付けるならフロントが先なんですね。
ですがフロントには無さそうに見えるのです・・・リアだけ付ければ当然ながらオーバーステアな車になってしまいますので普通の方には少々扱い難いはず・・・。
しかし実車画像にもこのリンクは付いていますので取付けておきたいです。
まずはアームを作ります。
アームは軽め穴が3つも開けられた贅沢なものですね。
このクラスの車なら軽め穴は不要と思われますが・・・まだバネ下重量などと言う事は全く考えられていないでしょうから・・・。
0.2mmの洋白板に穴を開けまして・・・ガイドになるものを作りました。
この場合一番大切なのは一番右と左の穴の位置を揃える事ですね、そうしないとアームの長さが変わってきますから。
削って一応の形状にしてみます、つまりサンプルを作ってみると言う事ですね。
サンプルは0.2mmの洋白板で作りましたが少々厚みが不足している様ですね。
作品に使うのは0.3mmで作りましょう・・・。
この厚みなども実際に完成してしまいますとわかり難いのですが見た目の力強さとかは厚みが大切なのかも・・・。
先ほど切った洋白板を2枚合わせてハンダ付けしまして、上側に瞬間接着剤でサンプルを貼付けます。
このサンプルをガイドにして穴を開けましょう。
0.3mmを2枚重ねですから0.6mmですか~
真鍮板よりも少し硬いですね・・・0.6mmでも結構指が疲れます(笑)
しかし負けられませんから・・・穴を開けました。
2枚ですからこれで1台分ですね後4枚の穴開けが残っています・・・。
外形を整える様に削ってゆきます、そんなに難しい事は無いのですが時間はかかりますね~。
それでも何とか5台分が完成致しました。
何度も削って接着して削って接着しての繰り返しだったのでサンプルはこんなにヨレヨレになってしまいました。
まあしょうがないですね。
リンクを取付けるにはタイヤを付けてシャーシの高さを決める必要が有りますね。
そいしないとリンクの角度が違って来るんですよ・・・ただ今からタイヤやホイールを作っていますとリンクの取り付けがいつになるのかわからない位先になってしまいます。
忘れるといけませんのでここは仮組用のタイヤ/ホイールを作っておきます。
素材はABS樹脂で直径と厚みは予定の寸法に合わせております。
ただ幅は細くても良かったかもしれませんね、実際にはドラムブレーキがホイールの内側に半分くらい入ってしまう・・・つまりホイールのオフセットが有るからこのままシャーシに取付けてボディをかぶせてもタイヤがボディからはみ出してしまうんです。
だったら幅は関係無くなりますね。
それとも見越してオフセットさせられる様に内側を削っておく方法も有りますが・・・まあ現状そこまでしなくても良い様な気がしています。
仮組用のタイヤの中央に真鍮線のピンを打っておきます。
このピンですが真鍮線を切っただけではアクスルの内径とクリアランスが無いので脱着し難い訳です。
そこでリューターに固定してほんの僅かテーパーになる様に削っておきましょう。これで脱着が簡単になりましたね。
細かな気配りですが脱着時に無理な力がかかりますと壊してしまう事も有るのです、転ばぬ先の杖・・・ですね。
たかがピンされどピン・・・とも言いますね(笑)
そして4個のタイヤと半月状のタイヤが1個だけできました。
この半月状のタイヤですが結構便利なんですよ~(笑)
実はリアアクスルのリンクの場所がタイヤホイールの裏側になっているんです。
つまり普通に丸い仮組用のタイヤ/_ホイールでは邪魔になって採寸も出来ませんし加工はもちろん難しいものになります。
なのでその部分が見えつつも裏側の加工も出来るという事なんですね。
まず車高はフレーム下までで5mmに設定しています、この状態でタイヤを付けたサスペンションはこんな角度になりますリーフスプリングがほぼ水平・・・ほんの僅かに前下がりになっていますので実に設定通りの角度ですね。
実際にはシャーシの下にはアンダーパネルが付きますので0.2~0.3mm程度最低地上高が下がりますね、そうそうマフラーもありましたからもっと下がりますね。
次はリンクがフレームに付く部分のベースを作ります。
これはリンクが何も無いフレームの側面からいきなり出て来るのは如何にも不自然なので取り付けのベースを作ってみましょう。
旋盤を持っていれば全く難しい事じゃないですね、削るだけです。
トースカンを使ってリンクの取付け高さを決めましょう。
リンクは普通の状態で水平とか垂直が基本なので・・・検討してみますとフレーム下面と並行に取り付けます。
ですが取り付けのベースが直径3.0mm有りますからフレームの下側から1.5mmの高さに付ける事に致します。
アクスルの取り付けから前側に5.5mmというのが構造上無理の無い位置ですね。
取付け穴を開けます、フレームは比較的薄いのでこの場合のキリは新品を使っています。
この様な場合切れないキリを使いますと怪我をしたりトラブルを起しやすいですからね。
リンクのベースを取付けまして・・・リンクを取付けました。
アクスルとの連結リンクはまだ作っていないのでこれ以降は明日の製作ですね。
リンクを付けたのもこの一台だけですから如何に時間がかかっているかわかりますね、朝からみっちり製作してもこの時間でここまでしか出来ない・・・何と言う事でしょう・・・。
ついでに反対側も取付けておきましょうね。
明日はこの続きを製作致します。
今日もクタクタだ~!(笑)
まあこのブログにご訪問くださる方も毎日の仕事でクタクタなのでしょう、お疲れさまでした~!