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メルセデスベンツを無事に発送出来ました。
中途半端に時間が余ってしまいましたので(笑)昨年末からメルセデスベンツで一杯々だったのでご依頼頂いていた修理が沢山貯まっていました。
本日残った時間を使ってその修理をしておく事にしました。
まずはP4系ですね何台か来ていますがアイドロンのフェラーリ330P4が作られてから何年が経過するのかわかりませんがそろそろウインドウの接着剤が限界を迎えているらしくフロントウインドウが外れますね。
一見わからないかもしれませんが・・・
確認の仕方はワイパーを見てください、ワイパーがフロントウインドウから浮いていたらかなりの確率でフロントウインドウが浮いています。
正確に言いますとフロントウインドウのモールの接着剤が外れますとワイパーのアームを押し上げます。
ワイパーブレードがウインドウに接着されているのですが次にこの接着が外れますと酷い場合にはワイパーブレードが外れて飛んでゆきます。
まあざっとこんな具合ですね。
早めに手を打てば部品の紛失は避けられます、皆さんお持ちのP4を確認してみてください。
あまりにも忙しかったので修理中の写真は撮り忘れてしまいました・・・下の画像は修理後です。

次はレコードブレーカーの修理ですね。
輸送中に負担がかかって外れてしまった様です。
ホイールの中心を見てもボディ側を見てもシャフトが有りません、と言う事はホイールを直にボディに付けていたんですね・・・だから少し衝撃に合うとポロッと取れてしまうんですね。
シャフトを取り付けて接着しようとしたらタイヤがボディに干渉して付かなかった・・・仕方がないから元通りに接着するしか無いですね。

次は海外から輸送中にワイヤーホイールが分解してしまった物のホイール取り替えですね。
ご依頼者様はメーカーに依頼して同サイズのホイールを入手された様ですがさすがに取り替えは難しいですよね。
何が難しいのかと言いますとエポキシ接着剤で取り付けられたホイールの取り外しが難しいのです。
他の部分に負担がかからない様に取り外さなければなりません。
壊れてしまったホイールはスポーク部分をハサミで切り取ってしまいセンターハブの部分だけにしてライターで炙って接着剤を外します。
熱が回らない様に作業をしなければなりません。

シャフトの部分を少し削ってクリーニングしてから新しいホイールを取り付けました。
次に発送するまでにスペーサーを作ってきちんと止めてから発送しましょう。

これもまた古いレコードブレーカーなのですが発送に備えてホイールを外して発送されたらしいですのでホイールを取り付けて展示ベースに取り付けましょう。

そうそう、新年早々調子の悪くなったアルプスのプリンターもメンテナンスに発送しなければなりませんね。
すっかり忘れていました・・・。