Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Climax 1/24 Ferrari250GTO Engine Kit

2017-01-25 22:32:44 | 最近手に入れたキットのご紹介

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最近入手したキットをどんどん紹介してゆきましょう、当分の間Hさんから譲って頂いたキットが続きます(笑)
1/24のFerrari250GTOのキットと言いますとグンゼ産業さんのハイテックモデルが頭に浮かぶ方も多いかもしれませんがガレージキットに詳しい方ならミニカーショップコジマさんが出していたクライマックスが頭に思い浮かぶでしょう。
グンゼさんのモデルはボディ形状が気に入らない部分が有ったのですがクライマックスの250GTOは大体理想の形状だった様な気がします。
クライマックスのキットはエンジンがついたフルディティールだったのですがそのエンジンだけのキットがこれなんですね。
譲って頂いたのはそのキット4つでした。
このクライマックスのキットは後にMFHから1/24キットとして販売されていますので私も押し入れの中に積んでいるのですがエンジンキットだけが存在していたのを全く知りませんでした。
何の目的で4つもお持ちだったのか・・・?です。

箱を開けてみますとパーツの分割は実車に近い分割になっています。
展示用のスタンドやプラグコードまでセットになっている様ですね。

シリンダーを良く見ますと何とピストンヘッドまで再現されています。
シリンダーの深さが違っているのがわかりますか?
クランクの位置次第でピストンの場所が変わって来ますのでシリンダーの深さが違ってくるのです・・・実にリアルですね。
シリンダーヘッドの凹みもついていますね・・・

フライホイールはこんな感じです
外周部分に僅かな凹みが有りますがこれはフライホイールのバランス取りをしたところなのです。
つまり回してバランス取りをした時に重い部分にドリルで穴を掘って軽くしてバランスを取った部分なのです。

センターに穴が開いて無いのはちょっと残念ですね。
センターの部分は穴が空いていましてミッションのセンターシャフトが差し込まれます、その部分にはベアリングが仕込まれている事が多いですね。
車種によっては真鍮製のベアリングが入っている事も有ります。

ミッションは大体3分割ですね。
なかなか良い雰囲気を盛っています。

キャブレターはさすがに1/24ですね。
ツインチョークのダウンドラフト型のキャブレターが6個付属しています。
1/43モデルですとこれは一体になっていましてちょっと残念な形状だったりします・・・。

エッチング板も付属しています。
エッチングの中にはシリンダーガスケットも付属しています。
カムカバーのFerrariの文字もエッチング板が付いていてシャープな仕上がりを約束してくれます。

250GTOは1962年と1964年式の物がリリースされていたと思いますがエッチングを見る限り1964年式のエンジンの様ですね。

ストラトス1号車最終組み立てVer.8

2017-01-25 22:02:07 |  Stratos JeansChicago

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今日は昨日までの雪が一段落し曇りでしたが晴れ間ものぞく天気でしたね。
アトリエのまわりは深い所で40cm程積雪が有ります、本日どれくらい溶けたのかはわかりませんがだいぶ少なくなった様な気がします。
それでも明日からは営業をしなければなりませんから進入路のスロープの部分やアプローチの雪を除雪しておきました。
結構固くなっておりましてなかなか大変でしたが2時間近くかかってやっと全ての雪を取り除く事が出来ました。
と言っても駐車場の雪はまだそのままですからそれは明日の仕事ですね。
いい加減肩や腰が痛くなって来ました。

お昼ご飯を頂きましてひと休みしたら仕事を開始致します。
先日からたまっていた修理の仕事を一つを残して全て終えたはずだったのですが、この2日間の休日の間にまたこんなに修理のご依頼がきました。
部分的な塗装やウインドウの貼り直しとかが多いですね。
この中の一つは数年前に作った1/18のフェラーリSAアペルタが戻って来ました。
いきなり送られて来たのですが・・・
この御客様は私は直接お会いした事が無かったのですが中のお手紙によりますとこの度ナンバーが変わったと言う事でナンバープレートを変更して欲しいと言う事でした。
実は少し前にベンツを手直ししていた時に何となく脳裏をよぎったのがこの作品でして、ダイキャストとレジンの混合の作品だったので継ぎ目が荒れていないか心配だったのですよね〜何となく予感が有ったと言う事かもしれませんね。
輸送中に作品が壊れていると困りますので中を確認してみましたが、心配した部分は全く問題が無かったですね。
シートのパイピングが少し外れている部分が有りましたし、ボンネットがプラスチック製だったのでしまりが悪くなっているのも気になりましたね。
その部分はナンバープレートと一緒に直しておきましょう。
この御客様は面識が無いのですが取合えず荷物が無事に到着した事をご自宅の方?にご連絡しておきました。
ウ〜ンまた修理物件が増えてしまいました・・・いつまでもお預かりして置くのも大変なので早めに直してお返ししておきたいですね。

さて最終組み立てを少しでも進めておきましょう。
ステアリングコラムにウインカーやライトのレバースイッチを取り付けます。
一見簡単そうに見えますがまだ塗装をしていなかったのでプライマーを塗って塗装をして取り付けるという作業はそれなりに時間がかかります。

少し前に組み立てましたフロアに消火器を取り付けています。
取り付けると言えば簡単そうに見えますが、消火器には固定用のバンドを作ってから脱着用のレバーを作ってからの取り付けと言えばけっこう時間がかかっている事が分りますね。
細かな部分はすでに2/3号車でご紹介していますからここは簡単に済ませます。

消火器から配管を延ばします・・・
この消火器は配管をしてありましてエンジンルームとの仕切り部分にノズルが取り付けてあります。

シフトレバーの後ろ側にバルブが有りましてこれで消火システムを作動させる様になっています。
バルブのレバーはブラックなのでブラックで塗っております。
配管の先はシートの後ろの内装の裏側に入ってゆきます。

コクピット内の部品はやっとここまで出来ました。
明日はフロントウインドウを取り付けてダッシュボードを取り付けたらフロアーを取り付ける事になりますね。
その後シートがつけばいっそう車らしくなります。