Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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形状の変更

2017-06-01 21:22:39 | OM Superba 1927
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本日も午前中は結構蒸し暑かったですね。
まあ予報ではお昼頃から雨が降ると言う予報が出ていまして、午前中の内に残りのサツマイモの苗を植えておけばちょうど良いタイミングです。
と言うことで午前中は芋のツルを植えておきました。
全部で260本ほどですから例年の半分くらいでしょうか・・・
ダイエットをしたせいか最近持久力が落ちたような気がしますね。
たったのこれだけ植えただけでどっと疲れが出てしまいます。

昨日で終わったロータス97Tですが、展示ベースの養生を外しておくのを忘れていました。
本日最初の仕事はロータス97Tの仕上げです
一度、車体を外して展示ベースの養生を剥がしてから再び車体を取り付けておきました。
ここでもう一度ボディをクリーニングしてからカバーをかけて元々の段ボール箱に収めておきました。
後はお客様が引き取りにいらっしゃるのを待つだけですね。


お客様からのご希望で制作が止まっていたOMですが新しい洋書がお客様の手元に届いたようなのですが新しい写真はほとんど無かったようです。
ですが今までトリミングをされていた写真がフルサイズで掲載されていたりと言うことで新しい事実がわかった部分もありました。
正しいディティールがわかった部分をやり直してゆきます。
まずはマフラーです
サイレンサー(通称タイコと言われる部分)から真下にエンドパイプが出ていると判断していたのですが他の写真を見たら真下に出ているパイプから後ろに向かって伸びていました。
タイコの後ろあたりで排気を放出するようになっているようです。

元々穴が空いていた下向きのパイプにはメタルを盛って塞いでおきまして、後ろ側に向いているパイプをハンダ付けしておきました
下向きのパイプを太めにしておいて良かったです。
仮に細かったらその部分からやり直しになってしまいます、そうなったら作り直しになるところでした。

変更点は他にもあります
ガソリンタンクの給油口が左側ではなく右側にあるようですが、ガソリンタンクの形状まではわからないのです。
重量配分を考えれば左右どちらかに片寄せるのは得策ではないのですが・・・
ガソリンタンクと工具箱の位置を入れ替えて対応することにいたしました。
カバーをかけてしまえばフューエルキャップだけを付けておけばいいのですがせっかく工具箱を作ったので見えなくなってしまうのはもったいないのでここは半開きのカバーにしておきましょうかね。

トノカバーもガソリンタンクに干渉しないように削っておきました。
こうしておけば工具箱も工具も見えるでしょう・・・。

ここまで来てまた旋盤を回しています・・・
何を作るのでしょうか?

デファレンシャルケースの後ろの部分が丸みがなくて不自然なんですよね。
しかも後ろは何もないのでデフケースがよく見えるのです。
見えるからには作らなければ・・・ですね。

ここで塗装の準備に入ります
スペアタイヤの止めバンドの中央のリングはワンポイントでメッキにしたいので洋白で作りましたが塗料が付着しないようにマスキングゾルを塗っておきました。

部品点数は結構多くて持ち手を付けますとこんなにもなってしまいます・・・
このまま塗装ブースに入れましたがブースの中が一杯になってしまいました。

ここまで来てボディにもちょっとした間違いがあることがわかりました(この時点で本日の夕方ですよ)

元々のキットにもなかった形状ですので仕方がないのですが・・・
コクピット前側の中央に三角形の平面があるらしいのです
コクピットの開口部分に糸鋸を入れてここをカットすることにいたしました・・・切れるかな!?

なんとかカットできました。
もう凹みにパテを入れていたんですけどね・・・
修正するにはギリギリのタイミングでしたね。

三角形の平面が必要な部分は真鍮板の0.5mmで作っておきましてハンダ付けをしています
その三角形の部分にボディラインが綺麗につながらないと変なので周りにも同質のメタルを盛っておきました。

盛ったメタルを今度は削っています・・・
三角形の平面だけを最初に削っておきまして、そこにつながるボディラインを合わせてゆきます。

こんな感じでいかがでしょうか?
ここで一度サフを入れて見てラインを確認して見ましょう。


ボディの修正がなかったら本日サフを塗っていたでしょうけれど・・・修正をしたので明日はサフから始めます。