Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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1/2号車エンジンの仮組

2016-09-25 20:37:49 |  Stratos JeansChicago
本日は朝は天気がまずまずだったのですが夕方には雨が降ってきまして、大雨注意報も出る様な天気になってしまいました。
幸いにも朝は天気が良かったのでイチジクとオクラをいつも通りに収穫し・・・次は何をしようか考えましたが先日家内が生姜の畑に草が一杯生えていると言っていましたからちょっと生姜を掘ってみようと思いまして草を抜き始めたら、全部草を抜いてしまいました。
間違っていくつか生姜も抜いてしまいましたのでこれは新生姜として有り難く食べてしまう事に致しました(笑)
それにしても今年の生姜は余り良く無いですね〜理由はわかりませんが・・・草のせいか・・・!?
それよりも大体に芽が余りでなかったですよね・・・ここの部分が一番問題かな。
この作業に時間を取られてしまいタマネギの種を蒔けなかったのはちょっと誤算でしたね。
本来ならこの時期に種を蒔いて発芽から60日以内に定植しないと来年また「とうだち」・・・花が咲く事・・・してしまいますからね。
昨年まで買った苗を植えていましたが今年ほとんど花が咲いてしまいまして困りました、どうやら種まきの時期に問題が有る様なので今年は種からまいてみようかと思っています。
ダメならまた苗を買えば良いので気楽にやってみましょう。

さて本日も本業を始めましょう。
今日の仕事は昨日直したアルファロメオGTAのクリーニングからですね。
一晩置いておきまして接着具合を確認しましたが今の所は良さそうなので発送する事に致します。
この完成品は床下まで作られていますので透明な展示ベースにつけられています・・・
がこの透明な展示ベースが曲者でして、確かに裏までよく見えるのですが少しでも汚れた手や汗の付いた手で持ちますと汚れが目立ってしまいます。
クリーニングは展示ベースの裏側も行なっておきます。
上側のカバーも当然の様にクリーニングが必要ですね。
クリーニング中は白い布製の手袋をしてケースを持ち上げます、そうしないとまたまた汚れてしまいますからね〜。
この後梱包して発送準備を致します。
本日夕方までにメールが帰ってきませんでしたから発送は明日以降になりますね。

次はストラトス1/2号車のエンジンを仮組致します。
まずは途中だった1号車のエンジンです。
エキゾーストやマフラーはこんな感じでカウルの下側に治まっています。
ワークスとは違うマフラーなので見た感じがかかり異なりますが、これはこれでなかなか良い感じではないかと思います。

こんな状態でもサイレンサーの部分から先を外せば知恵の輪の様にしてエンジンを下ろす事が出来ますよ。
意外に凄いと思いませんか!?(笑)

エキゾーストは終わっていましたがクランクプーリーやウォーターポンプのプーリーそしてオイルフィルターをまだ組み付けていませんでしたのでこの時点で仮組を致しました。
二つのプーリーのベルトラインがきちんと合っていませんでしたね〜後で直しておきます(笑)

水冷式のオイルクーラーもつけておきましたよ。
この後再び車体に積み込んでどこにも当たらない事を確認しておきました。
これだけ何度も脱着しますのでエンジンマウントはビス止めでないと困るのです。


さてここからは2号車です
リアバンクのエキゾーストだけで来ていましたね・・・ここからまた同じ作業を繰り返します。

エンジンを下ろしまして2つのプーリーを削り落としました。
ここから作業が始まりますね〜。

前側のエキゾーストを曲げてエンジンに合わせます。
位置がずれますと後側の集合部分がうまく合いませんからね〜十分に調整をしましょう。
今度はこの後すぐに2つのプーリーとオイルフィルターを取付けておきましたよ、忘れますとまたエンジンを下ろさなければならない事になってしまいます・・・(笑)

仮組が終わりましたので車体にエンジンを戻します
なんの問題も無く車体に治まりましたよ〜ちょっと安心致しました
同じ様に作業をしていても微妙に干渉する事は良く有る事ですが干渉しますとがっかりするんですよね〜。

1号車と同様にサイレンサーを取付けます。
実は2号車の方は1号車の黄色いボディカラーよりも前の姿を再現するのですがマフラーはこの形状だったのかよくわかる資料が有りません。
今の状態をそのままと願っています・・・。

2台とも何とか仮組が完了しました・・・
なかなか良い感じではないかと思います・・・。

Alfa Romeo 1300GTA Junior 修理完了

2016-09-24 20:57:11 | その他
本日も天気が良く秋らしい穏やかな天気でしたね。
こんな天気が続いてくれると嬉しいですね。
本日も朝から収穫をしてから伸び過ぎた芝刈りの準備です。
まあこれは御客様がいらっしゃれば中止しないといけませんのでご来店頂くまでの限定作業という事ですね。

そしていつもの様に製作を始めますが本日はバキュームで作ったウインドウを取り付ける作業をいたします。
一番最初に昨日と同じ様に再びウインドウの枠の掃除をします、古い接着剤はこの時点で取り去っておきます。
またフラットブラックが剥げた部分にはタッチアップを施します。

ウインドウは新しいBo-Gのボディに合わせて削って微調整してありますが若干完成品と形状が変化しているらしく完成品に合わせて削り直しになりました。
なかなか一発では決まらない物ですね。

フロントウインドウを取り付けました、そしてエッチングのウェザーストリップもね・・・
ウインドウガラスは平板では無くバキュームなので若干の歪みは致し方のない所ですね。
最近の完成品はこれを嫌って平板を使うのですね。

続いて後ろ側も取り付けました。
右サイドのレインドリップはまだ付けていません。

レインドリップを取り付けてワイパーも取り付けてこれで何とか元に戻りましたね。


しかし他人が作った物は修理が難しいですね。
使っている塗料や接着剤がわからないと言うのが一番問題かな・・・それによって分解の仕方も違うし取り付ける方法も違う・・・最悪の場合傷口が大きくなってしまう事も有りますからね。
自分が作った物ならだいたい思い出しますのでね〜傷口が大きくなる事も無いでしょう。

明日また新しい目で見て納得いけば御客様に返送しようかと思います。

今日だけで3台もの製作のご相談を頂きました、まあ皆さんそう急ぎではないとおっしゃるのですが・・・余り見通しの立たないのもどうかと思います。
今までは開業してから一生懸命やって来ました、それは例えるなら飛行機が滑走路に着いて離陸の為に加速していく感じでしょうか・・・そして離陸新しいアトリエが出来て水平飛行に・・・

目的地に近くなったら高度を落としてゆかなければなりませんしその先滑走路に着陸が待っているのです。
もうちょっと水平飛行をしたら着陸準備をしなければならないかもしれませんね〜。

もう10年で実父が亡くなった歳になります。
僕はどこまで出来るのかな!?と考えた一日でした。

MCCスマート・・・その後

2016-09-23 20:39:15 | その他
先日の制作記の中でも少しMCCスマートの話題に触れましたが、やっとドアの修理を完了しました。
仕事や畑仕事の合間を縫う様にして直していましたので少々時間がかかり過ぎましたね〜。
最初に予定外だったのはこのドアガラスのホルダーが経年劣化で割れてしまってガラスが落ちたのですがこれを替えるだけでは問題が有る事が判明致しました。
このドアガラスはワイヤーを使って上下しているのですが壊れたホルダーに付いていたワイヤーが遊んでしまい巻き取りのローラーに絡んでしまっていたのです。そしてこのローラーが変形していたのでこれだけでは修理が難しくなってしまいました。

仕方が無いのでまたヤフオクを徘徊し左ドアAssyを見つけて交渉
まずこのドアは引き取り限定だったのですが送料を払うから送ってくれないかと交渉し梱包料と送料で5000円部品代が8000円の合計13000円で送って頂ける事になりました。
最悪の場合は軽トラックで取りに行く事も考えましたが兵庫県川西市までですと高速代だけでも4000円以上かかりますからそれにガソリン代を入れたらこの条件で送ってもらった方が安く上がるのです。
コチラが送って頂いた中古のドアです。
外板とアウター側のドアハンドルは有りません。
ヤフオクの画像で実た限りはレギュレーターは異常が無い様に見えましたし説明には大丈夫と書いて有ったので信用するしか有りません(笑)
ここから先は自分の嗅覚を信じるしか無いかな〜。

ここからがまた問題でして普通の車は六角な頭のボルトやビスを使用しているのですが、このMCCスマートという車はほぼ全てのボルトやビスをトルクスというタイプの星形の穴の空いた特殊なネジを使用しているのです。
当初は悪戯防止とかメーカーが素人に勝手にいじって欲しくない部分にこれを使う様になったのですが、今や100円均一にもこんな形状のレンチを安売りしていますので悪戯防止にも触って欲しくない意思表示にもなっていませんね。
ただ費用がかかるだけと言う・・・

さすがにこんな安っぽいレンチではドアは外れませんもっと大きくて強度の有るボックスレンチで使えるこんなソケットを購入して来ました。

これを使ってドアヒンジを外しましたが・・・ドアがすんなりと外れません・・・どこかに引っ掛かっている様でして良く見てみますとFフェンダーを止めているプラスチックの部品も外さないとドアヒンジが抜けて来ない様になっているのです・・・国産ならこんな事まではしないですよね〜
設計の考え方が全く違うんですね〜。

ドアを外しますとこんなに大きな穴があきます・・・(笑)
ボディの全長の3/5はドアの長さの様な気がします。

外したドアはコチラです。
良く見ますとサイドウインドウを支えるワイヤーがよれてしまっていますね。
これじゃあダメですね。

新しいドアを取り付けます。
最初に所定の位置にドアヒンジを差し込みましてドアキャッチでドアをロックしますと後ろ側はもうずり落ちてくる事は有りません、しかもこのドアの本体はプラスチックの内装とアルミのフレームですから大きなドアガラスの重量をさっ引いてもかなり軽いですね。
この状態で4本の大きめのボルトを使ってドアヒンジをボディに取り付けます。
注意事項はヒンジの取り付け位置ですね。
ドアが変わりましたので合わせマークを付けておいても意味が有りません、元々のヒンジの跡を見つけておいてその位置にヒンジが来る様に取り付けました。
ドアヒンジの穴は長穴になっていますので多少の角度の調整が出来るのです。

これで新しいドアが完全につきましたね〜残りはドアのアウターハンドルや内装/ドアミラー等小物を取り付けてゆくだけです。

その前にドアの外板を取り付けますがこのMCCスマートという車はドアの外板がプラスチックで出来ています。
下側はかぶせるだけですが上側は出っ張りがついていまして引っ掛ける様になっています。
この引っ掛かりの部分を少し切って小さくしておきますと後日外す場合に楽ですし最悪割ってしまう事も無いのです。
模型用の鋸を使って切っています。

その後リューターを使って角を丸く仕上げておきますとスムーズに脱着出来る・・・はずです。(笑)

そして内装以外は完成致しました。
この様にウインドウガラスもスムーズに上下出来ました。
内装は布が剥がれていたのでスプレー糊を買って来てから接着して取り付ける予定です。

Alfa Romeo 1300GTA Junior 修理

2016-09-23 20:07:48 | その他
本日は曇りの予報だったのですが予想に反して午後からは非常に良い天気になりましたよ。
下の画像は夕方の画像ですがこんなに良い天気は久しぶりですね。
もう2〜3日こんな天気が続いてくれると嬉しいですね〜。

午前中は雲が多くそんなに良い天気ではなかったのですがイチジクを見回ってきましたら雨のせいで気温が低く水分が多い、イチジクとしては最悪の天気でして実はまだ青いにもかかわらず裂果して食べれません。
それでもいくつかは収穫出来ましたので本日ホールでケーキをご予約頂いていましたのでイチジクが有って良かったです。
やはり季節のフルーツしかも自家製無農薬というのは外せませんからね〜(笑)
そして早めの制作開始です。
昨日の修理には少し予定よりも時間がかかりまして2台目の患者さんに当てる時間が無くなってしまいました。
今日は仕切り直しで次の患者さんを・・・(笑)
いやいやちょっと前に修理をしたBo-GのAlfa Romeo 1300GTA Juniorが再び入場です。
この完成品はフロントウインドウをオリジナルの通り平板で作り直していたのですが、どうもフロントウインドウの両端のRがきつくて接着剤が保たない様ですね。なのでウインドウガラスをバキュームで作り直します。
BBRやメイクアップのアイドロンはウインドウの縁のエッチングが有る程度の強度を持っていますので押さえられるのですがこの完成品やキットではウェザーストリップのウインドウのモールをエッチングのハーフで再現していますから全体としてウインドウの枠が薄く平板を押さえ込む事が難しい様です。
なのでウインドウのガラスをバキュームで作り直した物を使ってく見直す事に致します。
剥がれそうになっているウインドウを取り外しました。
まだ接着剤を掃除していないのでガタガタですが、ご心配は不要です。
ここから掃除をします。

同じ構造のリアもやり直しておきましょう・・・

取り外したモールやワイパーは無くならない様に大切に保管します。
サイドウインドウのレインドリップが有るのは接着が緩んだ為に一緒に外してつけ直しをする為です。

ウインドウの型取りをしたいのですが・・・
まさかお客様の完成品にアルミ板を合わせて型取りする訳にはゆきません。
先日丁度購入したBo-Gのキットからボディを出してきまして、これに合わせて型取りを致しましょう。
これなら傷が付く恐れが有りませんからね。

型取りはまずマスキングテープで型紙を作ります。
凹みに合わせてナイフを入れて余分な部分を切り落とします。

0.3mm程のアルミ板に型紙を貼付けて鋏を使って切り出します。

削って/曲げて/合わせての繰り返しでリアウインドウから型を取りました。
これ位合っていれば予々OKですね。

フロントも・・・
カメラのシャッターを押したらアルミ板が下にずれてしまいました・・・

アルミ板だけですとバキュームした時に変形してしまいますから裏をポリパテで裏打ちします。
が・・・何故かポリパテが硬化しなかった・・・硬化不良に付きもう一度掃除をしてから仕切り直し・・・

今度はきちんと硬化しました。
何故だったんだろう・・・???

表面を仕上げます。
アルミの表面はペーパーで傷が付いていますこのままバキュームしますとウインドウの内側の部分に傷が転写されてしまうのです。
ですから1000番→1500番→2000番と細かなめのペーパーで仕上げてゆきます。

最後は2500番のバフレックスを使って仕上げます。
指がアルミの粉で汚れてしまいますが・・・気にしない(笑)

これ位奇麗になればいいのかな!?

テストショットでバキュームしてみます・・・・

出来た物がこれです・・・
両サイドの回り込んでいる部分が少し形状が甘い様ですね。
このまま使うと両サイドがまた持ち上がりそうですね。

こんな場合は型の下側を少し持ち上げてやりますと素材の方が曲がって追従してくれます。

真横から見た部品ですが透明なので見え難いですが光の具合で両サイドまで回り込んでいるのがわかりますでしょうか?

ウ〜ン修理も結構時間がかかりますね。
部品を作っただけで1日かかってしまいましたよ〜。

Alfa Romeo TZ3 修理

2016-09-22 20:36:16 | その他
今日は朝から雨模様でして強くは降りませんが結構長い間降っていましたね。
本日の収穫は雨なのでやめておきました。
代わりと言ってはなんですが・・・冬のストーブ用の薪の整理をしておきました。
薪の整理はこれで完了しましたので天気が回復したら親戚まで薪を250束ほど取りにいかなくてはなりません。
それを倉庫に運び込んだら冬の準備完了ですね・・・。
そしてレタスの種を蒔きました。
この時期のレタスは大きくなるのに時間がかかりますから来年春まで使えますので重宝するんですよ(笑)
まあ雪が降る前にビニールハウスを掛けなければなりませんが・・・

そしてもう一つスマートも修理をしましたがこれはまた後日詳細にお伝え致しますが
スマートのドアガラスのレギュレターはプラスチックのガラスホルダーだけの交換ではダメな事が判明致しました。
これはガラスが落ちた時に慌ててパワーウインドウのスイッチを操作したらしくワイヤーを掛けている部分も破損してしまっていました。
どうか良い子の皆さんはガラスが落ちても慌ててスイッチを操作しないで下さいね、損害がより大きくなりますから・・・(笑)
なのでドア本体をヤフオクで買いまして交換する事に致しましたが今度はドアヒンジを止めているトルクスの大きなソケットが無くて作業中断です。
工具を買ってもう一度挑戦致しましょう(笑)

さて仕事も進めますよ
昨日書いた様に本日はお預かりしている修理品を直しておこうと思います。
まず最初の患者さんはMRコレクションのAlfa Romeo TZ3ですね
1/18で本体はレジン製と言う情報しか有りませんが・・・
症状はガラスの外れですね。
1/18にしても1/43にしてもレジンのモデルは事後収縮を致します。
つまり完成してからでも少しずつ揮発成分が蒸発して小さくなってきます
ボディが小さくなりますとそこに接着してあるウインドウは小さくなりませんから接着剤が剥がれてしまう事になります。
画像ではよく見えませんがほぼ全てのウインドウがラクダのこぶの様に盛り上がって外れかけています。

初めて知りましたこのミニカーは399個の限定なんですね・・・その33番目という事ですね。
貴重品なんだ!

まず一番外れ方が酷いリアウインドウから外しましょう。
まだ接着されている部分にエナメル接着剤を流してゴム系の接着剤を溶かして取り外します。
必要以上に流れない様に小筆に付けて流し込みます。
外しますと内装や窓の付く部分はエナメル塗料で筆塗りされているらしく艶消しのブラックが剥げてしまいます。
両サイドのウインドウも外れて浮いているのがわかりますね〜。

剥げた部分はエナメルのフラットブラックでタッチアップしておきましょう。
ほとんど見えなくなりますがそのままですと上から覗き込んだ時に赤い部分が見えてしまい具合が良く無いのです。
せっかくですから念には念を入れて・・・

フロントウインドウも同じ要領で外しますが、フロントウインドウはまずワイパーを外さないといけません。
ワイパーはブレードの部分もウインドウの部分にゴム系の接着剤で接着されていますからエナメルシンナーのお世話にならないと奇麗に外れません。
無理をして外すとワイパーがブレードとアームの部分で分解してしまう恐れが有りますからね、気をつけましょう。
ワイパーを外しますとこの通り接着剤がべっとりとウインドウに付いています。

そしてウインドウを外す前にウインドウに付いたゴム系接着剤を掃除しておきます。
この時点で掃除をしないと外してからでは掃除がやり難くなります。
フロントウインドウを外してからその接着面も掃除しておきます。
接着剤を取り除きますとエナメル塗料も剥がれてしまいますからタッチアップは必須ですね。


またフロントはちょっと困った事にワイパーが付いている三日月型のプレートもエナメル塗料で塗ってあるらしく接着剤を拭き取ったら一緒に剥げてしまいました。ここ位はラッカーで塗ってあれば良いのに・・・と思っても後の祭りです。
どの様に補修しようか考えたのですが・・・
ボディの中央のラインデカールさえ無ければマスキングしてラッカーを塗った方が良いのですがデカールに傷が付くと補修が困難になりますからここはやはりエナメル塗料で塗りました。
私しが制作するならここは絶対にラッカーなんだけど・・・

リアウインドをほんの僅かに削ってボディの凹みに合わせまして接着です。
但しここの合わせは慎重にしないと傷が入ったら終わりですからね・・・。
他の部分も削り合わせをしてウインドウを接着しました。
接着剤が硬化するまではマスキングテープの細切れで押さえておきましょう。
ここでも例外が有ります・・・・絶対にデカールの上にはマスキングテープを貼らない事ですね。
傷が付くと補修は不可能になります、今までどれだけ失敗をして来たか・・・(笑)
どこが危ないか嗅ぎ分ける能力は養えます(笑)

サイドウインドウとその後側のウインドウも接着しました。
まあすり合せは必須ですが、1/43に比べますと時間がかかります、大きいから手間がかかるんですよね。

リアのこのウインドウも外れていましたので接着しました。
ナンバーを見て思う事有り!
これもZagatoなんだと・・・
この頃Zagatoのご縁が有りますね〜(笑)

フロントウインドウも取り付けましたよ。
大きいのでなかなか気を使う仕事ですね・・・
勿論取り付ける前に古い接着剤を綺麗にクリーニングしておかなければ接着部分がガタガタしますからね。
浮いていても見栄えが悪いのでね。

最後にワイパーを取り付けて一応完成ですね、やっと治りましたよ。
ほぼ一日の作業でした・・・ボディが小さく縮んでいるのでウインドウは小さくしないと合わないのですよね〜
思ったよりも時間がかかってしまいました・・・この修理はちょっと高くつくかも・・・(笑)

最後はワックスをかけて仕上げます。


それにしてもこのミニカーは結構な金額だと思うのですが仕舞ってあった間にこんな事になっていたらちょっとショックだったでしょうね〜
作るメーカーさんも少し考えてくれたら良いのにね・・・(笑)