踊る小児科医のblog

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35年目のリニアモーターカー/愛知万博の光と影

2005年03月19日 | NEWS / TOPICS
モリゾーとキッコロでやっと知名度が上がってきた愛知万博(愛・地球博)ですが、これまでの経緯がいろいろあって素直に歓迎できない向きも多いのでしょう。私も、実は小学校2年から5年まで名古屋に住んでいて、会場になる青少年公園のプールには何度も泳ぎにいったこともあり、基本的にはイマドキ万博なんてナンセンスだと思い反対していました。まあ、ちょっと行きたい気もするけど、行かないだろうと思います(単に物理的に行けないだけか)。

広島から名古屋に転校したのが小学校2年生、1970年の夏休み。その途中で大阪に立ち寄り、大阪万博に行きました(懐かしの大阪万博EXPO70)。詳しいことは覚えていないしアポロの月の石はとても見られなかったのですが、確かこのときに日本館でリニアモーターカーを展示していました(実際に見たのかTVなどの映像で見たのか記憶が定かではありませんが)。

その頃は、夢の21世紀になれば新幹線が日本中に展開しているのはもちろん、東京大阪間には時速500kmのリニアモーターカーが開通していて1時間で結ばれているものと思っていました。あれから35年たって、やっと会場を結ぶ「リニモ」が開通。(このサイトがどういうわけか半日以上繋がらない)

しかし、電磁波の問題や費用、スピードその他はどうなっているんでしょうね。ちょっと調べてみようと思ったら、いっぱいページがあって断念。まだコメントできません。と思ったらこのニュース、流石に重量オーバーでは浮かばないか。

重い!リニモ参った…万博内覧会まさかの混雑

モリゾーとキッコロは、ひよこクラブたまごクラブや、わるもの(「わるい本」は傑作)などのキャラクターでお馴染みのアランジアロンゾ。私は限定発売のドンジャラを持っている。しかし、NHKのアニメではモリゾーとキッコロが喋るのでイメージが崩れます。

何事にも良い面と悪い面、表と裏があるものですが、JANJANの特集・愛知万博でとりあげられている地球市民村など、環境や市民参加という点でこれまでにない取り組みと、週刊金曜日に大クライアント「トヨタ」の顔色をうかがって愛知万博批判をしないメディアは、自ら「信頼感」を失わせている(週刊金曜日)と書かれているような「トヨタ博」という批判もあるようで、いま問題の西武・コクドの堤義明のように、公共事業を使って自社の利益誘導を図っているという前時代的な面があるようです。しかし、見てみたい、行ってみたい。(けど行けない)

南セントレア市で有名になったセントレア空港(←逆だよ)には青森から乗り入れているようですが、三沢便はないみたいですね。青森空港経由で何回も乗り換えて行くぐらいなら、はやて・のぞみで行った方が楽だし時間も大して変わらないでしょう。(けど行けない)

長野五輪や青森冬季アジア大会でも、最後にはマスコミのヨイショ報道しか出てこなくなったことは記憶に新しいところ。問題のNHKがどんな報道をするのか、楽しみにしていると良いかもしれません(見てるほどヒマ人でもありませんが)。

けど、行けば面白いだろうし、見るべきところは沢山あるのでしょう。HPを眺めるのも疲れるし、機会があったら皆さんも足を運んでみてはいかがですか。今行っておけば、35年後にお子さんが何かの形で話題にできるかもしれません。