男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

食べ上手TPO

2011年05月09日 | Weblog

震災以来、悲しいことや心配事が尽きない中、感動しこころを打つ
話も少なくありません。中でもドナルド・キーン氏の日本永住
決意のニュースは、私たち日本人に感銘と勇気を与えてくれました。

氏は多くの外国人が日本を離れるのを見て残念におもい、震災で
傷ついた日本を励ますために、永住の想いが強まったそうです。
原発事故のさなか、日本に行くと聞き驚いた友人もいたと言います。

似た話が身近にあります。宣教師バーバラさんは、1年半の滞米を
終え3月18日戻ってきました。多くの米人が帰国する中、周囲は
日本に戻るのを危惧したそうです。彼女は4月の石巻行きに参加し、
この13日には岩手の被災地に行く予定です。

キーンさんは、日本人の感動を呼んだことに「少しでも勇気を与え
る事ができたら何よりもうれしい」と語りました。日本文化を愛する
キーンさんは、日本料理も好き、特に京野菜・京料理を好み、その
食べっぷりも良いそうです。ある料理屋の主人いわく「あの外人の
先生は偉い。料理が出たらすぐに温かいうちに食べている。あれが
日本料理のほんとうの食べ方」と感心したと言います。

レシピは作り方でなく食べ方になりますが、今回キーンさんの本を
取りだして読み進むうち、料理屋での逸話が載っていました。
格好の話題とおもい、レシピ在庫の中からお送りします。
 

ドナルド・キーン(Donald Lawrence Keene)氏略歴

1922年6月18日ニューヨーク生まれ。日本文学研究者。
コロンビア・ハーバード・ケンブリッジ各大学で東洋文学を専攻、
1953年京都大学に留学。’55年~’11年4月まで
コロンビア大学で、助教授・教授・名誉教授を務めた。
「日本文学史」ほか多くの著作がある。’08年文化勲章受賞。

年季の入った料理人は「お客さんの食べっぷりをみて、どのていど味が分る方か察しがつく」・・・
味覚のトレーニング(森須滋郎著)の一節です。レシピの標題もこの本から拝借しました。
料理人が言う食べっぷりとは、ホントの食いしん坊らしい食べ方で、要約すると次のとおりです。


1.料理が出たらすぐに手をつける
ちゃんとした料理屋では作りたての料理を1品ずつ出してくれるので、
熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに味わってほしい。
食べる側は、待ってましたとばかり箸をつけるのがエチケットである。
目の前に料理をいくつもおき会話に夢中なっている客・・これは最低。

2.食器を手に持つ日本の食器は、西洋料理とちがい、手で持つようにできている。
器をテーブルの上や、お膳に置いたまま食べようとすると、首が前にでる。
料理を箸でつまみ口に近づける時、片手で受けたりするのはみっともない。
うつわを手で持てば、背筋をのばしたまま、食べることができる。

・・・時には手づかみでもけっこう
姿のまま出された「かに」「えび」「骨つき肉」などは、上品に箸で食べようとせず、
手づかみでむしゃぶりつく。

3.吸い物のいただき方
吸い物椀のふたをあけ、仰向けにしてテーブルのうえか、膳のそとにおく。
・・・伏せてしまうと、ふたの内側の露がこぼれてしまう。
はじめの2口か3口は汁を吸い、あと汁の実に箸をつける。
・・・途中で酒を飲むときは、汁が冷めないようふたをする・・・

4.さしみ 食べ方・・・・さしみ鉢はおいたまま、醤油猪口を手に持ってたべる・・・が原則
さしみ一切れ広げ、中ほどにわさびを少しのせ、二つ折りして醤油に半分ひたし・・
猪口ごと口元に近づける・・・わさびを醤油に混ぜ溶かすのは禁物です。ただし、
ご飯のおかずにする時は、わさびを醤油に溶きいれさしみをどっぷりと浸します。

5.焼き魚 焼き魚の器は、熱いほど温めてあるはず・・・ナプキンをたたみ器の底を持つ
・・・焼き魚の器が冷たいようなら、そんな店は失格である・・
小魚一尾焼きの時は、片手で頭をおさえ、片手の箸で身をほぐして食べる。

6.握りずしを食べるとき ムリに手でつままなくても箸を使う・・
すしを片方に倒して、タネとシャリの両側から箸ではさむとくずれたりはしない。
そのまま、タネに小皿の醤油につけ、小皿で受けながら口に入れる。
たれをつけたアナゴ、玉子焼き、干瓢の海苔巻きなどは醤油は不要。







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レシピ番外「肺がんの早期発見と、その治療法について」です

2010年05月09日 | Weblog

年初早々ショッキングなことがありました。身近の方が「肺がん」と
判りました。自覚症状は、声がかすれた、水が飲めなくなったので、
どうして?と思っていたら、それから数日して体調が極端に悪くなり
ました。かかりつけのクリニックで症状を訴えたら、大阪市内の病院
を紹介されました。すぐに通院・診断を受けたら「肺」と「心臓」に水が
溜まっていると言い、翌日の検査結果「肺がん」と告知されました。

この方の年令は60才、女性です。これまで喫煙暦は全くありません。
ただ夫が十数年前まで喫煙していたと言い、働いていた職場は喫煙者
が多く、いつもタバコの煙が漂っていたそうです。

では、タバコの副流煙が最大の原因なのか?と言うと、必ずしもそうだと
決めつけるわけには行かないと言います。

がん患者のうち男性は約7割が喫煙者、対して女性は2割が喫煙者で
あとの8割が、なぜがんになったかはわからないそうです。 ところが、
最近になって、女性が「肺がん」になる理由がわかったと言います。
それは「空気」と「女性であること」の二つだと言うのです。
「空気」には、色んな化学物質やウィルス・細菌を含んでいて、それが
原因になる・・と言うのが一つ、もう一の「女性であること」と言うのは、
女性ホルモンによって「肺がん」になるリスクが高くなると言うのです。

年初に発症した彼女の病因は、以上のすべてに該当するので、これが
原因・・と決めるものはありません。
いま「肺がん」は、がん死亡率のトップになりました。
また、「がん」は「DNA」が原因と言う人もいます。確かにある種の「がん」
は「DNA」が原因の一つ・・と言うのがあるそうですが、「がん」は誰でも
患う時代になりました。

「がん」はたしかに怖い病気ではありますが、早期に見つければ、大抵の
「がん」なら、治る治療法がいくらもあるし、完治できなくても治療しながら
社会生活ができるようになりました。からだの状態がすこしおかしい・・と
気づいたら、臆せず病院に行って診て貰うのが一番良い方法だと思います。


レシピ番外「肺がんの早期発見と、その治療法について」です

肺がんのことは、ある程度知っている・・との自負がありましたが、それはまったく的はずれな自負でした。
咳・タン・血タンや風邪症状が長引く・・などの症状がでたら「肺がん」を疑え・・でもそれは時代遅れでした。
肺がんの専門医を訪れる患者には、三つのグループがあると言います。

その1つは、自治体や企業の検診で、あやしいといわれて精密検査を受けに来る人たち。
二つ目は、胸が痛い、咳が出るなどの症状で検診を受け「肺がん」らしいといわれてくる人たち。
三つ目は、何かの病気をもって通院していて,咳・タンはないが検査でたまたま見つかった人たち。


この3つのグループで自覚症状があるのは二つ目の人たちだけで、あとの二つのグループには
自覚症状がまったく見られませんでした。ここが「肺がん」の恐ろしいところであります。

そのむかしは「肺がん」になったら助からない・・と聞いていて、数年前まではそれを信じていました。
でも今は、早期に発見すれば、いろんな治療法で全治できるようになりました(実例を知っております)。
早期発見なら手術か放射線治療で完治できる・・進んだときは放射線治療か化学療法=抗がん剤療法で、
治療を続ける、病状によっては、この二つを平行しながら治療をする方法もあります。

今はこの3つがどれも驚くほど進んでいて、手術できれば2人に1人は助かる、放射線治療が可能なら
全治も出来るほどになり、かなりの進行がんでも抗がん剤治療で5年も7年も社会生活しながら治療を
続けられる時代になっています。なかでも「放射線治療」は「粒子線治療」を含め、各段に進んでいます。
わが国ではこれまで、患者も主治医もがんが見つかったら、まず「手術」を考え、手術が出来ないときは、
放射線治療が行われてきました。
放射線治療は、全身への影響が少なく、大変有効ながん治療法なのに、放射線治療医が少ないことと、
患者側の「放射線は怖い」という偏見と無知から、欧米に比べこの治療を受ける患者が少ないそうです。

このように、格段に進んだ治療法があっても、早く治したいなら、早期発見が決め手になります。
早期発見に効果がある検査には二つの方法があり、ひとつは喀タン検査で喀痰細胞検診と言います。
もうひとつは単純な「レントゲン」ではなく「ヘリカルCT」という機械で撮ることです。この二つの検査では
非常に小さながんでも見つかる・・・単純なレントゲンですと影にかくれて見えにくい欠点があるそうです。
そのほかにも、検査方法がありますが、この二つの検査でほとんどが発見できると言います。

肺がんは、大別して4つに分けられますが、そのどれもが「喫煙」と関係があり、喫煙者よりも受動喫煙、
家族や、職場などでのタバコの副流煙のほうがリスクが高い・・・ということも案外と知られていません。
タバコの煙から出る発ガン物質は、がんによって差異はありますが、全てのがんの一大原因と言います。
調べでは、喫煙者が吸う主流煙に比べ、家族など非喫煙者が吸う副流煙のほうが、リスクが高く、
低いものでは3倍ですが、強力な発がん物質の「ニトロソアミン」は52倍に達すると報告されています。
なぜそうなるかと言うと、喫煙者はフィルターを通して、ある程度有毒物質を濾過するが、副流煙は低温で
フィルターを通過しないので、喫煙者より周囲の受動喫煙者のほうが何倍も高いリスクがあると言います。
紙面の都合で終わりにしますが、「肺がんの予防法」は、いまのところ「禁煙しか方策がない」といいます。


タバコを吸う方たちには、耳障りな「レシピ番外」になりましたが、ご容赦ください。

参考資料 よくわかる肺がん(西日本がん研究機構)・病気とからだの読本5(暮らしの手帖社)より
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1週間の献立

2009年08月01日 | Weblog
日経夕刊のエッセイ欄「プロムナード」に「我が家のシェフ」と
題したエッセイが載っていて、その書き出し部分です。

『世の奥様方にとって夕飯の献立を考えるのはかなり憂鬱な
作業と言えよう。毎日毎日朝昼晩と食事のことに追われて
いると、何のために生きているのかとさえ思えてくる。できる
ことなら1週間分誰かに考えてもらったほうがよっぽど楽かも
しれないという方も多いのではないだろうか。』(20.11.15.)
書き出し5行目から13行目まで、原文のままです。


わたしの家では、毎年正月明けには、残った魚介・野菜などを
長持ちさせながら、10日分くらいのメニュー作りをしてきました。
1週間分くらいなら何とか書ける・・・と思い作ってみました。

冷凍庫にある魚介をはじめ、缶詰などの在庫食材を消化する
ことに主題をおきました。それで作った献立表なので、食材に
冷凍食品が目立つと思います。

野菜も畑から取れたじゃがいもなどの保存食材のほか、毎日
とれるのがあるので、足りないものだけを買い物で補いました。

エッセイの終わりごろに、『女性はある程度買うものを決め、
家計とにらめっこをしながら品物を選ぶが、男性は自分の
作りたいと思ったものに糸目はつけない。』とも書いています。

たしかにその通りで、家計を無視することはできませんが、
作ってみたい食材があると、つい手が出てしまいます。
今日も夕方足りないものを買いに行って、豆腐屋さんの前を
通るとき、がんもどきを見つけました。レシピ№185で使った
食材なのに、揚げたての大きなのを6こも買って帰りました。

自転車を走らせながら「家人になんと言いわけをしようか」・・
かんがえなやんだのであります。
  


*献立表を載せる手立てが見つかりましたら載せます。
              (管理人くみゃん)






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神戸に行こう<番外編>

2009年07月21日 | Weblog
新型インフルエンザの影響で

神戸は寂しかった。

と言うことで、神戸がこんなキャンペーンをしています。

行こう!神戸キャンペーン

神戸の施設が無料開放しています。

昨日須磨水族園に行きました。大人1300円も無料でしたよ。

8月16日まで、イルカに会いたい放題会えます。

注意:電車で行くほうが正解かも~
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道北ドライブ(H21,6/14~18)

2009年06月22日 | Weblog
65才以上の方へ「割安な航空券」のご案内です。

「シニア割引」をご存知の方もいらっしゃると思います。

JALまたはANAのマイレージ会員で65才以上なら、9000円から
12000円でフライトできる・・・当日、空港で空席があれば、国内なら
9000円で搭乗できる・・・これは確か4月はじめからのスタートでした。
伊丹空港の売店に行ったついでに、時刻表をもらって中をみたら
関空から稚内までの便がANAに1便だけあり急に行きたくなりました。

運賃らんで確認すると、「シニア65割引」として載っていました。
マイレージ優待と違って、往復が同じ空港に限る、キャンセルのときは
50%しか払い戻しがない・・・といったリスクもありません。
取り消しのときは、420円の手数料を払う、搭乗空港は制限なしで、
使い勝手はよいものの、座席数が限定されていて、往復を予約する
には、JAL・ANAのhomepageで下調べをして、電話で申し込みました。
下調べしたほうが、予約がスムーズに取れます。

「シニア空割り」というのは、当日空港に行って、搭乗したい航空便に
空席があれば9000円でOKというものです。
ダメモトでやってみるならお得な割引です。今は空席がおおいので
チャレンジしてみてもよい・・・と思いました。
今回の関西~稚内の往復便いずれも、かなりの空席がありました。
7月になると、片道1000円UPになりますが、それでも安い料金です。

6月14日から17日の4日間、ぐずつき気味の天候で、気温は4℃から
高くても18℃と寒い旅でした。その一端をご紹介します。
  
今回の道北ドライブは、①宗谷岬に立つ、②宗谷丘陵と、③道北のオホーツク海を見る、④原生花園
(オホーツク側のベニヤと日本海側のサロベツ)を見る、⑤国道232号(通称オロロンライン)を突っ走る、
そして、⑥利尻富士の遠望・・・でした。あいにく天候が悪く⑥はダメでしたがあとの五つは満足しました。
そのほか、今回まったく想定していなかったもので思い出になるのが五つ(つぎの①~⑤)ありました。


① 北海道命名の地
松浦武四郎(1818~88)三重県松阪の出身
幕末のころ、日本全国を旅した探検家です

武四郎は蝦夷地を6回調査し、先住のアイヌを敬愛し交流を深めました。
ここは、武四郎がアイヌの長老と会談し北海道の前のなまえ「北加伊道」
と名づけたとされる記念のところです。
国道40号線(通称名寄国道)のおさしまあたりで右折して、ダートな道を
すこし走った天塩川のほとりに、記念の標柱・顕彰碑などがありました。

② こうほねの家・・オロロンラインの北端、稚内市浜勇知にある休憩施設
道北はどこのトイレもきれいで、トイレ臭とは無縁でした。写真がないので
代わりにここのガラスの透明なのを見て、トイレの清潔さをご想像下さい


ドライブの道中、多くの公衆トイレを使いましたが、例外なくきれいでした。
まったくひと気のない、たとえば猿払村の秘沼・カムイト沼のほとりにある
トイレも紙くずひとつなく、ペーパーも調えてあって清潔そのものでした。
こうほねの家もトイレ利用に寄りました。無人でしたが管理は行きとどき
きれいに磨かれたガラス扉が、あまりに見事なのでカメラに収めました。

③ 幌延深地層研究センター
ここは、日本原子力研究開発機構(JAEA)の施設です


放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発をしているところ。放射性の
廃棄物をガラスに混ぜステンレス製の容器に閉じ込め、30年から50年間
放射熱が冷めるのを待って地下に埋設する研究をしているのだそうです。

ガラスを使う理由は、①廃棄物を混ぜやすい、②水に溶けにくい
  ③長期間変質しにくいからから・・・と、パネル説明にありました。

  
地下500mの展示室を見学したあと、一気に地上50mの展望階へ昇ると、
360°のパノラマが開け、道北の雄大な自然を一望することができます。
佐用町にある、放射光の研究施設「SPring-8」に似た感じの施設です。
そこの施設長「S」さんとの自然をテーマにした交流を思い出しました。


④ ヒマラヤの幻の青いけしの花
ここに行く途中に「深地層研究センター」がありました
センターのとなり「トナカイ牧場」の中の「北方圏の花園」に咲いていました

6月中旬頃から開花・・・と言う記事を読んで、行ってみることにします。
「晴天なら、もっとたくさん咲いている」と管理のおばさんの言葉ですが、
けし畑には「青色」と「黄色」の大きな花がたくさん咲いていて満足でした。
ほかにも北方圏の花が多く咲いていて、一見の値打ちがあるところです。

⑤ レブンアツモリソウ・・・礼文島にしか咲かない希少植物
17日から稚内の図書館で展示する・・と「宗谷新聞」に書いてありました。
その日はまだ稚内にいるので、朝一番に見にいくことにします。
開館直後の8時35分に入館・・・見学者はわたしたち二人だけでした。
礼文町の特別の好意で、一鉢2株を借り受けた・・と解説にありました。





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番外編

2009年05月22日 | Weblog
新型インフルエンザの感染者が広がるにつれて、関西地方以外でも
店頭から「マスク」が品切れになりました。
16日に神戸で第1号の感染者が発生して、その翌日には近くの薬品
スーパーから、姿を消しました。娘婿が東京・世田谷に単身赴任して
いるので、東京での「マスク」確保を頼みましたが、ときすでに遅し・・・
娘婿は、4か店を回ったそうですが、マスクはすべて売切れでした。
神戸・東灘の高校生が発症した・・・と言う報道があったその翌日に
東京では、マスクが店頭から消えていたのでした。


そんなことは露知らず、うちにはたくさん買い置きがある・・・と言うので、
たかをくくっていました。そのうち、だんだんに切迫した報道が続くので、
在庫積み増しに走りましたが、薬品スーパーはみんな品切れでした。
家人の従兄から、広島県・三原市から見舞いの電話があったのは
19日のこと、三原市でもめぼしい店には、マスクはなかったそうです。

今日22日、行きつけのホームセンターに堆肥を買いに行きました。
店内に入って、レジ前にマスクがうずたかく積まれていて驚きました。
立体型で、「いつも買うものよりも値段が随分高い・・・」と思いました。

10枚が399円のものや、5枚が398円のがあったので、娘に電話
しましたが、高い・・・と言ってパス。あと「医療従事者」も使う・・と言う
ふれ込みの立体型マスクは10枚が2480円、20枚が4960円でした。
1枚の単価は248円で、高いと言えば高いのでしょうが、マスクの着用を
義務づけられた勤め人の方は高い・安いと言っていられないのでしょう。
どうしても欲しい・・・と言う方はホームセンターを探したら値段は高いが、
入手できると思います。
ネットで買う輸入品に比べれば ましな値段かも知れません。

ご参考までに・・・今日行ったお店に、帰宅して電話照会してみました。
お店は「ロイヤルホームセンター」でマスクのメーカーは「サンコー化学」
とか言っていました。店頭に並べてあるマスクは、カーゴ1台分ほども
あろうか・・・と言うほどの大量のものでした。
インフル・パニックは、段々と落ち着いてきていて、マスクも出回るのは
時間の問題でしょう。

それでも、手に入れたい・・・と言う方は、ご一報下されば手配します。
店頭で見た、あれだけの量が簡単に売り切れるとは思われません。
必要の方があれば、料金着払いの扱いで、お店にお願いします。
値段は高くてもあるところにはあるもんだ・・・と感心した次第です。







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レシピ番外「乳がん検診後進国・ニッポン?」です

2008年10月02日 | Weblog
レシピ番外「乳がん検診後進国・ニッポン?」です

10月は「乳がんの月」として、ピンクリボンキャンペーンが行われます。

半年くらい前になりますが、TVの医療番組で「乳がん検診」をとりあげていました。
私の身内で、乳がんで亡くなったのが3人、現在治療中が1人います。
年令は60才代が1人、50才代が1人、40才代が2人、うち40才代と60才代の3人が亡くなりました。
そんなことがあって、乳がんには人一倍関心がありました。

そのときの番組で「日本は乳がん検診の後進国」と言っていたので意外に思いました。
私には3人の娘がいまして、3人とも40才前後なので、余計に気になりました。
そんな中、娘の1人が人間ドックで「乳がん検診」に引っかかりました。最近のことです。
検診が終わったあと、専門医あての紹介状を手渡されて帰ってきました。
早速、専門医にかかります。診たては良性らしいが、念のため精密検査をすることになりました。
今は、その途中なので、「吉と出るか、凶とでるか」は、神のみぞ知る・・であります。

ところで「乳がん」について、皆さんはどの程度の認識をお持ちでしょうか。
生涯を通じて、日本人女性の20人に1人は乳がんにかかる、女性のがん患者では乳がんがトップで、
罹病年令は45才がピーク、壮年期(30才~64才)の女性のがんによる死因原因でも最多だそうです。
リスク要因は、未婚、高齢出産、妊娠・出産歴がない、母乳を与えない、閉経年令が高いなどなどですが、
喫煙も、本人喫煙はもちろんですが、受動喫煙もリスクが高まると言われています。

欧米では、早くから乳がん検診の普及に取り組み、アメリカの検診率は80%、それに対し日本の検診率は
17.6%と低く、そんなデータが後進国と言われる所以なのでしょう。
「日本では乳がんに対する関心や知識が低く、そのため発見されたときは病状が進んでいる場合が多い」
とその番組で報道していました。

乳がんは20才過ぎから認められ、30才代で増え、45才でピークに達する・・・最近では「20才を過ぎたら
「乳がん年令」と言われているそうですが、若い女性の関心はどうなのでしょう。
胃がん、大腸がんや肺がんの検診は男女ともに普及していて、女性特有の病気についても、子宮がんの
検診は普及していますが、乳がん検診はいまひとつと思います。
女性だけにまかせないで、男の人たちにも関心と知識を持って欲しいと思います。

レシピメールをお送りしている男性の方々は、後期高齢に近い年令です。
娘さんがいらっしゃったら、40才前後の一番危ない時期を迎えているのではないでしょうか。
女性にとっていちばん危ない時期・・・と考えて、なんらかのサポートをしてあげて欲しいと思います。
番組の終わりに、乳がん治療にかかわった医師が「女性は20才になったら自己検診してほしい、
30才になったら専門医検診を受けてほしい」
と熱心に語りかけていました。
病気の中でも、特に「がん」は早期発見が治癒の決め手、番組の言葉通り、真剣に取り組みたいものです。
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番外 畑作り

2008年09月22日 | Weblog
秋の彼岸から10月中旬にかけては、畑作物植え付けの最適シーズンです。
家の前に借りた畑二筋(一筋は20メートルくらい)に大根、ブロッコリー、花菜に水菜、壬生菜、などの植え付けが終わりました。
あと、ポット育苗中のにんにく(値段が高いので挑戦します)ネギ、わけぎ、サラダ用の赤い茎のほうれん草のほか、プランターに玉ねぎを蒔きました。

このほかに、そら豆、ツタンカーメンの豆、絹サヤ、えんどう豆、春菊、源助大根など 準備中です。二筋の畑ではとてもムリなので、家の真ん前の田んぼの稲刈りが終わったら、そこを幾筋か借りる約束になっていて、その準備中です。

ところで本題です。
畑は作りたいが、マンション暮らしでは「プランター」作りしかできない・・・と言う方に
こんな土がある・・・と言うお知らせです。
知人のご子息がやっているネット通販専用の「カルセラショップ」のご案内です。
ご興味をお持ちで、関西在住在住の方、明日(9月22日)NHK総合TV「ぐるっと関西」を ご覧になってください。放映時間は午前11:30~12:00です。
関西以外の方でも、関心ある方はカルセラショップで。

コマーシャルみたいですが、ご本人から頼まれたのではありません。
私自身が、畑作、園芸が好きなので、同好の方があれば・・と思いお知らせしました。


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合掌

2008年08月06日 | Weblog
今日も暑い々々一日でした。そして、63年前の8月6日の朝8時15分も暑い朝でした。
小学校(当時国民学校と言いました)3年生のわたしは、学校のグランドのポプラの木影で朝礼を待っていました。
その日は登校日だったのでしょう。  なにかがピカッと光ったのをはっきり覚えています。
次いでものすごい爆発音に耳を奪われ、教員会議中の先生たちもびっくり、グランドに飛び出てきます。

北東にあたる山間から真っ黒い煙が「入道雲」のようにたち登りました。
これが、広島に原子爆弾が投下され、爆発した瞬間でありました。
わたしの郷里平生から広島市中心までは、直線距離で60キロ、うち海上部分が40キロです。
音・光が伝わるのに、中間障害のない地形なので、光と音が良く伝わったのだと思います。

「敵、広島に新型爆弾投下」翌日の新聞一面の見出しです(と言っても表・裏たった2ページだけの新聞でした)。
父の長姉が広島に嫁いでいて、その伯母と夫の伯父が原爆で亡くなったのを知ったのは8月14日のことでした。
その日の昼過ぎに、小学6年の従兄がたった一人で、わたしのうちに、骨壷持参でやってきます。
聞けば「お母さんは死んだ。お父さんは分からない。」それだけでした(ですから伯父の遺骨は今もありません)。

伯母の家は、原爆が投下された・・とされる島病院からたった50メートルほどの距離です。ひとたまりもありません。
8時15分に、島病院の上空580メートル点で爆発した原爆は、熱の渦紋を描きながら、広島を焼き尽くしました。
爆心地の地表温度は(爆発時)4000℃~5000℃に達したと言います。

かくして、疎開した老母(当時68才?)と19才の長女をかしらに小学6年の次男まで4人が残されました。
4人の子は、焼け跡から、母親のものと思われる歯形をひとつ見つけ出して、彼らの叔母宅に身を寄せます。
今は広島市佐伯区五日市に、父の次姉が開業医に嫁いでいたのでした。

皆で相談したのでしょう、お骨はとりあえず生家である私の家の仏壇に安置しよう、あとのことは疎開中の祖母と相談しよう、
・・そんなことだったのでしょう。
お骨をもってきたのは末っ子の次男です。長男は中学2年でしたが、学徒動員先で閃光を浴びて右半身やけどを受け、
落ち着き先の叔母の医院で治療中でした。

このとき亡くなった伯母は41才、伯父は49才でした。
今考えると、なんと若いうちに命を奪われたのだろう・・・そんな感慨にふけります。


数年前のこと(それまで幾度も訪れました)原爆ドームを訪ねたとき、被爆した家々の名がプレートに刻んでありました。

もしや・・と思って読み進むと「笠井伊兵衛商店」とはっきりと刻まれていて、思わず涙がこぼれました。
代々続いた傘問屋でしたが、被爆後祖母を中心に姉2人弟2人の5人が家を再興します。

家業の傘問屋から、ガソリンスタンドを経て、今は広島市民球場(もうすぐ閉鎖されますが)の電車通りを隔てた真前で、
そこそこのビル1棟をもって、安定した生活を送っています(資産を残した先祖のおかげです)。

半身ケロイドの従兄は十数年前なくなりましたが、残る3人は健在です。
「笠井伊兵衛商店」はネットで検索したら、出て来ました。当時お骨を持って来た従兄の写真も出ていました。
いま、思い出しても切ない限りであります。

原爆がもとでの犠牲者数は今日まで25万3千余人にのぼる・・・と聞いております。

ただただ、合掌あるのみです。

・・・合掌・・・
  
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みんなで応募しよう

2008年07月01日 | Weblog
メロンが当たりました。ありがとうござる。サラミも応募すればよかったわ。後悔するくらいなら応募あるのみ。生節のお料理にも挑戦してみたいので、トラックバックします。


Gooブログにこんな企画があるのよ。みんなで応募しましょう。

追記・・悲しいお知らせです。
当たって喜んだのもつかの間。
お届け先の変更などないかのメールが来ていたのに、
ちゃんとお返事しなかったために、無効となりました。
へたこいた~
そのことを夫に言ったら、
「縁がなかったんやな」と慰めてくれました。
「僕が買ってあげるから・・・」って言ってよ~と突っ込むと、
「言おうと思ったんやけど、君もお小遣いあるねんから、自分で買いなさい」
世の中メロンほど甘くな~い。

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メロン食べたい

2008年06月21日 | Weblog
Gooブログにこんな企画があるとは、知りませんでした。トラックバックをはるだけで、お取り寄せのメロンをいただけるなんて。え?あ、抽選か~ でも当たったらうれしいじゃ~ん。念力で当てたる~  
コメント (2)
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番外編:日本トップ名医

2008年06月04日 | Weblog
 昨夜(6月2日19:00~21:48)のTV大阪(関東はTV東京)で「今夜は完全保存版・医師が家族家族の命を託す日本トップ名医の名前責任持って教えす」が放映されました。

ご覧なった方もいらっしゃると思います。

番組の中で、脳血管内治療の名医「コイル塞栓術」の第一人者神戸中央市民病院脳神経外科」の坂井信幸Dr.が紹介されていました。

坂井Dr,は昨年7月に「頚動脈ステント留置術」のオペをしていただきました、わたくしの命の恩人であります。

もう一度「こんなDr.が(関西)にいらっしゃる・・と言うことを知って頂こうと思いました。

わたしが受けた治療は「ステント留置術」、頚動脈が狭窄した場所にコイル状のステントを留置するオペでしたが坂井Dr.の本領は脳動脈瘤のコイル塞栓術で、その道では国内第一人者と言われています。

頚動脈狭窄は脳梗塞の一大要因ですが、Dr.はその治療の第一人者でもあります。
年間300件以上の治療をされるそうですが、そのうち100件以上は秋田から宮崎までの23施設で行われており、(ネット検索の情報です)為にDr.は多忙を極め、神戸の病院での受診は、他の医師・医療機関の紹介が必要です。

ブログを見ていただいた皆さんの中で、あるいは身内・知人の中で頚動脈狭窄症、脳動脈瘤の病にかかられたときは、ぜひ坂井Dr.の名前を思い出してください。

わたくしの場合坂井Drのことは無知でしたが、かかりつけ医のDr.が坂井Dr.のことを知っていて紹介して下さいました。
名医にかかる・かかれないは運の良し悪しでもありましょうが、情報として知っていることは大きな強みであります。

先端医療センターは「肺がん」の放射線治療で、最近では「血管再生」の高度医療で知られてきています。
この医療センターを中心に、「神戸国際フロンティアメディカルセンター」を立ち上げる計画があります。

高度先端医療に特化し、保険適用外の先端医療にも積極的に取り組む(私のオペも保険適用外でした)。国内のほか中東・アジアなど海外からも常時患者を受け入れる、高度専門病院にする日本国内でも例のない
病院にする計画だそうです(20/1/24日経)。

この病院の名前も頭の片隅においていただきたいと思います。何かのお役に立つかも知れません。

昨夜TVで坂井Dr.の姿を見て、昨年の今頃を思い出しました。
医療に関するひとつの情報としてお送りします。
  
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今日は何の日・ふっふ~♪

2007年09月01日 | Weblog
たまには違う内容で。

今日は「防災の日」で、「私のお誕生日」です。



おめでとう。

それから、いただいた写真を、このブログに晴れるファイルに変える

技を習得しましたので、今までのブログにお料理の出来上がりなどを

載せました。これからもそっけない文字だけでなく画像も入れていきますね。

報告まで。
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わんわん

2007年08月04日 | Weblog
たまにはペットを載せないとね。


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ペットも飼います

2007年07月29日 | Weblog

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