熊本熊的日常

日常生活についての雑記

老いの影

2009年05月03日 | Weblog
久しぶりに泳いだ。以前は週末毎に近所の区民プールで泳いでいた。日によって多少のばらつきはあったが、平均すると1回に1,500mほど泳いでいた。今日は2007年8月26日以来の水泳でこの間に運動らしい運動は何もしていなかったこと、昨年4月以来の大腿部の痛みが引いていないこと、加齢が進行していること、などから500mほどゆっくりと泳ぐつもりで近所の区民プールに出かけてみた。

予想はしていたが、25mプールを往復しただけで、早くも呼吸が乱れた。とりあえず、2往復100mを泳いで1往復は歩くという組み合わせで5セットを目標にした。泳ぐほどに呼吸のほうは落ちついてきたのだが、脚腰が辛くなってきた。5セット目には足がつりそうになった。そこで一旦水からあがり、プールサイドのベンチに腰掛けて脚のマッサージ。落ちついたところで、水に入って1往復歩き、そこから泳いで4往復。そして1往復歩いて水から上がって住処へ戻った。呼吸のほうは慣れてきたが、やはり脚がついてこない。

微々たる運動量なのにすっかり消耗してしまい、プールから住処までのわずかな距離が途方も無く長く感じられた。住処に戻って食べた塩キャラメルミルクゼリーがいつになく美味しく感じられた。

改めて身体を意識しながら運動してみると、昨年4月以来の大腿部の痛みがかなり軽減されていることが確認された。当初は両脚の大腿部が同じくらい痛かったのだが、現在はカイロプラクテックの効果や自然治癒の影響もあり、左側下肢大腿部の痛みは殆ど感じなくなった。右側も痛みの部位が限定されるようになった。以前に四十肩を患った時も治癒に時間がかかったが、今回もまだしばらくは違和感を抱えながら生活することを余儀なくされるのだろう。それでも、気のせいかもしれないが、多少なりとも自分にとって良い方向への変化が感じられるのは嬉しいことである。