これまで何度か簡素な生活を心がけるというような決心のようなことをここに書いている。贅沢をしたくてもできない所為もあり、無理無駄のない生活こそが快適なのではないかとの思いがある所為でもある。
先日、カメラ教室の折に、少し時間に余裕があったので、暇つぶしに山野楽器に入ったのがいけなかった。銀座通りに面した入口ではなく、裏側から入ったのがさらにいけなかった。入ってすぐのところが落語のDVDのコーナーで、眼の毒になるようなものが、これでもかこれでもかと並んでいる。そんななか、発売されて間もない枝雀のDVDボックスを発見してしまったのである。9枚組に特典DVDと特典CDが各1枚付いて定価が28,000円。気軽に買うことのできる値段ではないが、思い切れば買えないこともない。
落語に限らず、音楽も美術も実物に勝るものはない。だから音楽CDは余程気が向かないと買わないし、美術品は実物を観て気に入ったものについての書籍しか手にしないことにしている。落語も寄席や独演会に足を運ぶのが自分のなかでの作法でありDVDは邪道だと思っていた。ただ、実際に観て聴いて、たいへん気に入って、また聴いてみたいと思う噺家も当然いる。
さんざん迷った挙句、結局、カメラ教室の日には買わなかった。でもその時以来ずっと気になっていて、今日、アマゾンで商品をチェックしてみたら、21,834円だった。もうこれは買うしかないと思い、買ってしまった。今日に限っては反ミニマリズムということにしておく。
先日、カメラ教室の折に、少し時間に余裕があったので、暇つぶしに山野楽器に入ったのがいけなかった。銀座通りに面した入口ではなく、裏側から入ったのがさらにいけなかった。入ってすぐのところが落語のDVDのコーナーで、眼の毒になるようなものが、これでもかこれでもかと並んでいる。そんななか、発売されて間もない枝雀のDVDボックスを発見してしまったのである。9枚組に特典DVDと特典CDが各1枚付いて定価が28,000円。気軽に買うことのできる値段ではないが、思い切れば買えないこともない。
落語に限らず、音楽も美術も実物に勝るものはない。だから音楽CDは余程気が向かないと買わないし、美術品は実物を観て気に入ったものについての書籍しか手にしないことにしている。落語も寄席や独演会に足を運ぶのが自分のなかでの作法でありDVDは邪道だと思っていた。ただ、実際に観て聴いて、たいへん気に入って、また聴いてみたいと思う噺家も当然いる。
さんざん迷った挙句、結局、カメラ教室の日には買わなかった。でもその時以来ずっと気になっていて、今日、アマゾンで商品をチェックしてみたら、21,834円だった。もうこれは買うしかないと思い、買ってしまった。今日に限っては反ミニマリズムということにしておく。