熊本熊的日常

日常生活についての雑記

継続は力か

2009年05月15日 | Weblog
このブログを始めてからかなり長くなる。昨年4月中旬から毎日書くことを自分に課したのだが、現時点では多少抜けがある。しかし、原稿の準備が全くないわけではないので、近いうちに抜けている日を埋めるつもりでいる。

1年以上ほぼ毎日更新を続けた甲斐があり、Googleで「熊本熊」を検索するとこのブログサイトが検索結果表示画面の一番上に表示されるようになった。以前は熊本県庁であったり、リンガーハット熊本熊大前店がそこにあったと記憶している。熊本とは全く無縁のこのサイトが熊本勢を抑えたというのは面白い。

他愛の無いことだが、誰のためでもなく、もちろん金銭のためでもなく、素朴に自分の楽しみとして毎日何かを考えるという行為を積み重ねることに、ささやかな喜びを感じている。宮仕えをしていると、その時々の仕事には達成目標だの評価基準だのがあるのだが、そこで自分が何を創りあげたのかと問われると、何も無いとしか言いようがない。まして、ここ数年、身近に解雇される人々が相次ぐと、結局のところ給与生活者というのは会社組織のなかの設備のひとつでしかないとの思いが否応無く強くなり、いつまでも既製の組織に依存して生きるわけにはいかないという焦りにも似た感情に襲われる。

それで自分に何ができるのかと考えたときに、生活の糧になるか否かということは置いておき、とりあえず思いつくことをひとつひとつ行動に移して、そのことを経験してみることしか他にできることはないのではないかと考えたのである。

単に日記を毎日つけるとか家計簿をつけるという単純なことでも、毎日続けているとそこに何かが見えてきたり、そこから何かが生まれたりすることも稀にはあるのではないかと思っている。幻想かもしれないが、昨年暮頃からなんとなく、自分あるいはその周辺に大きな変化が起るような予感にとらわれている。そう思わないとやってられないという事情が無いわけでもないのだが、年内には何か新しいことに挑戦することになりそうな気がする。