自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

UAMC2018 in 静岡 レポート Vol.3

2018年02月14日 18時58分45秒 | 模型展示会レポート
レポート3回目は、今回私が最も驚き、感動した作品のご紹介です。

ナント! フルスクラッチの1/10飛燕Ⅰ型丙です。
最初は遠目に見て「ラジコン機が展示してあるのかなぁ」なんて軽く見ていましたが、じっくりと見てビックリ!!





モーターでプロペラが回り、着陸灯が点灯します。
電池とスイッチはエンジンカバーの中にあります。


キャノピー枠はアルミ板を型に押し付けて曲げてカット、ガラス部分はヒートプレスだそうです。
勿論、コックピット内部もフルスクラッチです。



機体本体はバルサ材で、砥の粉を塗った後、水性塗装を重ねて磨いて仕上げられています。
言われなければバルサだなんて絶対にわかりません。
ビッシリと打たれたリベットは虫ピンを短く切ったものです!
このリベット打ちが一番大変だったそうです。
オール刷毛塗りの塗装と相まって凄い迫力です。

アンテナ線の一部は輪ゴムです。

ディテールも忠実に再現されています。


機銃の銃身は筆の軸です。


機体の裏側も見せて頂きました。
主脚は引き込み可能です。
ラジエターネットは網戸の網で再現されていました。



写真ではなかなか伝わり切れませんが、実物を見ると本当に感動ものです。

詳しい製作過程は作者様のブログでご覧になれます。
「たケボ~のコツコツ手作業日記・フルスクラッチでいこう」
http://chief-modeler.blog.so-net.ne.jp/

作者のT様、会場では色々と教えて頂いた上、裏側まで見せて頂き、本当にありがとうございました。
改めまして御礼申し上げます。

Vol.4へ続く
この後はWWⅠ→現用機へ時代を追っていき、その後、エアライン編、ジオラマ編へ進む予定です。
コメント (7)
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