ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭に咲いた馬酔木の白い花

2019年02月23日 | 日記
50年ほど前に小さな建売住宅を買ったときは
庭に不動産業者が植えた木が何種類かありましたが
さびしかったです。





5月の連休のとき、実家の近くの山に植木を探しに
行きましたが、めぼしい木は見つかりませんでした。
尾根で若葉のいっぱい茂る木の根元から出た小枝を抜いて
自宅に持ち帰りました。

それが馬酔木(アセビ)で、庭木として価値がないことが
わかりました。
それでも田舎の山の記念の木として大切に育ててきました。
花の管理人は強く剪定するので花つきがよくなかったですが、
昨年私が軽く剪定したら白い花がたくさん咲きました。
馬が食べると酔って足がなえることから馬酔木の名が
つきました。
シカの食害で自然破壊が進んでいる山でも、シカは馬酔木の
枝葉を食べないので残っています。

万葉集に馬酔木を詠んだ歌があります。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花の袖に扱入(こき)れな
           大伴家持

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。