風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「風の游子展出品作・製材所」

2013-05-21 07:38:06 | アート・文化

 

大都市の名古屋でも、都心から離れると人々の生活臭のある通りや小さな町工場などに出会います。これも街歩きの楽しみです。

例えば堀川や中川運河沿い、名古屋港周辺などです。
描いた製材所は、堀川沿いを歩いていて見つけました。すぐそばを都市高速道路の高架が走っています。

材木置き場一杯に積み置かれた巨木。輸入材でしょうか。切り倒した時の大型チェンソーの跡がくっきり残っています。ここに来る前は、堀川や名古屋港西側などにある貯木場で長い間水に浮かべてあったのでしょう。木肌や皮を覆うのは乾いたコケ類のように見えます。
 

太い材木が吊り上げられ、製材機の方へ。なかなかの迫力です。釣り上げ運搬機には「28t」の文字がありました。
 

重く太い材木、リモコンで動く吊り上げ装置の力強さ、作業場に差し込む光などに注意しながら描きました。大きさは40号です。

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