風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画・風の游子展出品作「南極観測船ふじ」

2013-05-30 11:34:16 | アート・文化

 


 
 
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名古屋では珍しい吹雪に包まれる名古屋港ガーデンふ頭の「南極観測船・ふじ」です。

1965
年から18年間、南極で活躍した後、1985年からここに係留・展示されています。船内は操舵室はじめ、南極観測越冬隊員たちが生活した部屋や観測に使った車などを展示。外の広場には第1次越冬隊で活躍した樺太犬で、南極に残されたまま1年余を生き抜いたタロとジロの銅像などがあり、名古屋港水族館と並ぶ人気スポットになっています。

「ふじ」のホームページによれば、この砕氷船は全長
100m、最大幅22m、深さ11.8m、排水量5.250㌧。ディーゼル電気推進形式、12.000馬力で最大速力17ノット。定員245人、ヘリコプター3機を搭載、厚さ80cmまでの氷を連続で砕氷できました。

吹雪の中の「ふじ」は昨年(
2012年)22日の風景。前夜からの雪予報に早起きして動いていたバス、地下鉄で名古屋港に着くと名古屋ではあまりお目にかかれない吹雪が迎えてくれました。

強い風に舞う雪でポートタワーがうっすら見えるだけになり、オレンジ色の「ふじ」の船体が白い世界に包まれてしまう感動と幻想の光景も。そんな中で、早出してきてブリッジなどの雪かきをする職員たちの姿が印象的でした。

画題は「南極に思いをはせた朝」。これは
8号サイズですが、もっと大きく描いてみようと構想を練っているところです。


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