風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「コアラ来園30周年=東山動植物園の秋まつりが開幕

2014-10-04 20:02:49 | 日記・エッセイ・コラム

            
  
            
                 
名古屋市や朝日新聞社らで構成する実行委員会が主催する「第64回東山動植物園秋まつり」が4日開幕しました。
「東山動物園の仲間たち」と題して動物たちの水彩画を描き、ブログでの掲載も始めた僕も無関心ではおれません。名古屋市消防音楽隊のオープニングコンサートに迎えられ入場してきました。

今年は、東山動物園にコアラがやってきてちょうど30年。会期が11月16日までの秋まつりもコアラ来園30周年記念行事と重なり、さまざまなイベントが例年以上に盛り沢山。コアラのふるさと・オーストラリアに関係する催しや、大道芸、動植物のクイズ大会、ミニSLなど催しでいっぱいです。

正門に近い動物会館では、これまで東山動物園で飼育された50匹余の全コアラの写真を展示。1984年10月25日、オーストラリアからの動物大使として2匹のコアラがVIP並みの扱いで来園(公開は11月20日)、年間入場者も10年ぶりに300万人を超えた「コアラフィーバー」を報じる朝日新聞も展示されています。
                     
僕がすでに絵にした動物たちをご機嫌伺いすると、涼しくなったこともあってかみんな元気いっぱい。

ライオン一家のあるじ「サン」は、東山の森を震わせるような唸り声を何度か。驚く入場客に「あれは怒っている声ではありません。奥さんや子供たちに話しかけているのです」と飼育員。
描いた時は1歳半だったゾウのさくらちゃん。3ヶ月ほどの間にひと回り大きくなったようで、さかんに飼育員にじゃれていました。

驚いたのは、真夏にはあまりの猛暑にヘナヘナ、グッタリだったホッキョクグマの変貌ぶり。ドラム缶をころがして動き回り、あげくに両手で持ち上げるとプールへ投げ込んでみせ、親子連れらの拍手と喝采を浴びていました。