風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「庭に咲く秋の花」

2014-10-25 07:34:48 | 日記・エッセイ・コラム

          

わが家の花壇でいま咲いている花を、カメラに収めてみました。いずれも、宿根草・多年草です。

3㍍四方足らずの花壇を、5年ほど前からシャクヤクなどの低木と、草花は宿根草・多年草中心にしています。
格好よく言えばイングリッシュガーデン風ですが、「面倒な手入れが少ないように」というのが本音です。
つまり「ずぼら」なのですから、植物たちは狭い領土をめぐって、熾烈な生存競争を展開。この春にわずかに隙間を作って種をまいたコスモスも、芽は出したものの勢いのある多年草たちの間に消えました。

〈ホトトギス〉花壇の一角を占領。数年おきに多くの根を引き抜きますが、たちまち領土を回復します。
白に紫の斑点。鳥のホトトギスの模様に似ているところから、この名がついたとか。夏場の暑さに葉が傷むことが多いのですが、今夏は猛暑だったはずなのに意外に健在です。              

              

  〈ホットリップス〉
赤と白のツートンカラー。赤い口紅、情熱的な唇を思わせる色と形が素敵ですね。ただし、気温によって花の色が変わり、高温だと赤、低温の時は白が強いようです。この春、何本かを挿し木しましたが、きちんと根づきました。

                        


 〈チェリーセージ〉
サクランボウのような赤い花。これも精力旺盛で毎年冬にかなり強めに剪定するのですが、春にはたくさんの枝が吹き出すように伸び、そばのホットリップスを押し倒さんばかりに広がっています。
              
 

  〈ヒメツルソバ〉
地を這うように茎が伸び、ピンクの金平糖か野いちごの実のような花を次々咲かせています。冬に地面が凍らない限り根から新芽を出てどんどん広がるので、時おり根ごと抜いています。
                       

  〈小菊〉
秋晴れが戻ってきて蕾が少しずつ開花。詳しい品種は忘れましたが、5年ほど前に苗を2、3本植えたところ二乗倍以上の勢いで増え、一昨年に半分ほど抜いたのにすぐ元に戻りました。
                     

〈その他〉
小さな白い花が無数に咲いています。ハーブの一種でしょうが名前は知りません。