風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画・東山動物園の仲間たち「ジャガー」

2015-03-29 09:18:58 | 日記・エッセイ・コラム

           

ネコ科ではトラ、ライオンに次いで大きく、体長は120~180センチ、高さは80~100センチ、体重は100キロ前後あります。
北米南部やメキシコ、アマゾン流域の熱帯雨林や草原、湖沼などに生息。木登りや泳ぎもうまくて、シカやバク、ナマケモノ、アライグマ、サル、さらには小型のワニ、時には魚も捕食します。まさに南米では食物連鎖の頂点に立っているのです。

体のオレンジ色や黒い斑紋などヒョウに似ていますが、ジャガーは梅の花のような形をした斑紋の輪の中に黒い点があります。

体格もヒョウより頑丈で、足が太く強い力を持ち、獲物は前足で一撃を加えて倒すそうです。歯が強く頭も大きめです。
繁殖の時以外は単独で行動しています。

環境への適応力もあります。この冬の雪の日に東山動物園を訪ねた時も、ユキヒョウと変わらないくらい元気でした。

しかし、毛皮の美しさで狩猟の対象になったり生息地の開発のあって数を減らし、絶滅危惧種になっています。