風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「丹精込めた菊づくりの成果=名古屋城菊花大会を鑑賞」

2016-10-30 18:28:16 | 日記・エッセイ・コラム







名古屋城の西之丸広場で開かれている、第69回名古屋城菊花大会を鑑賞してきました。会期は11月23日まで。名城菊の会の会員たちが丹精込めて育てた自慢の作品が並んでいます。

数百の大菊を咲かせる千輪作りをはじめ、品種は自由ながら赤・白・黄の3色を競う種目、一本仕立ての大菊5本を競う部門、岩や古木を使って風雪に耐えた感じを出す盆栽などさまざま。長い根を岩肌に滝のように這わせた作品もあります。
それぞれ、針金や支柱の制限などもあり、趣味とはいえ狙い通りの作品に育てるのは至難の技でしょう。

僕は何年か前に愛好家の勧めに、「自分には無理」とあきらめたものです。水やりや温度管理など1日たりとも気の抜けない毎日。ましてや今夏のような猛暑続きの日々は・・・と想像を巡らしながらの鑑賞でした。