風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「優しさと愛が描いた家族展=輝彩展~4歩目」

2017-01-31 16:04:41 | アート・文化

上下とも亮次さんの作品

 

上下とも美恵子さんの作品




「輝彩展~4歩目」と題する家族展を、名古屋市民ギャラリーで見てきました。
父母と娘たちが思い思いに創作を楽しんだ家族の作品が、展示室を埋めています。2月5日まで。

名古屋・北区在住の大津亮次さんと妻の美恵子さん(ともに62歳)、それに4人の娘のうち30代の二女・真弥さんと三女・愛さん。
亮次さんは木彫職人として創作するかたわら、趣味として油彩やパステル画を描いてきました。40代後半になって子育てが一段落した美恵子さんも水彩画を趣味にして、夫婦でスケッチを楽しむように。
こんな父母の姿を見てきた4人の娘たちも、時間があれば絵筆を走らせてきました。

亮次さんは喫茶店などで絵を展示してきましたが、家族展を開くことになったのは簡単でした。
「お父さん、そろそろ大きなところで個展を開いたら」
「だったら、みんなで一緒にやろうよ」
こうして1~2年おきに開き、今回が4回目というわけです。

今回は父母と真弥さん、愛さんの作品を、それぞれ10点ほどずつ並 べています。
年期を感じさせる力強い亮次さんの油絵、美恵子さんの明るい水彩画。
真弥さんの絵には優しい詩が入っています。愛さんの絵は、近く自費出版を予定しているという絵本の世界に、子どもたちを引き込むことでしょう。

上下とも真弥さんの作品

 


上下とも愛さんの作品


亮次さん

美恵子さん