風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー栄で、2つの夫婦展」

2018-05-01 15:37:08 | アート・文化

 

ゴールデンウィーク中の名古屋市民ギャラリー栄で、2つの夫婦展が開かれています。

バードカービングや能面制作、写真、水墨画などを楽しむ夫婦の展覧会と、あちらこちらに出掛けて写真とパステル画を楽しむ夫婦展。共に名古屋近郊のあま市在住で、ご主人同士は写真仲間でもありますが、今回展の開催は示し合わせたわけではないそうです。会期はいずれも5月6日(日)まで。



【前田洋和さん、恵子さん夫婦展】


洋和さん(77歳)は、かなり前から木彫りの野鳥を制作するバードカービングを楽しんでおり、そのモデルになってくれている野鳥たちの生態写真も撮影、さらに能面も彫るという多彩な趣味の持ち主。恵子さん(72歳)はカルチャーセンターで水墨画の腕を磨いています。

夫婦展は3回目。洋和さんの還暦と古希、そして今回は77歳の喜寿を記念しての開催というわけです。
「ここまで2人で元気に趣味を楽しむ生活をおくることができた。それを確かめる意味もあって開いています」と洋和さん。
ということは、次の4回目は傘寿(80歳)記念ですね。


【柳町和光さん、節子さん夫婦展】


ともに70歳という元教職員夫婦。和光さんは現役時代から写真を趣味にし、節子さんはカルチャーセンターなどでパステル画を学んできました。夫婦展は2回目です。


四季を求めて出歩くのが大好き。日数と天候などに余裕があれば、キャンピングカーを走らせ、全国各地へ。
いい場所を見つけると、和光さんはカメラを手に飛び回り、その間に節子さんはパステルでスケッチ。翌朝も早起きして、互いに絵になる風景や自然をじっくり狙う、というわけです。作品からもそんな様子がうかがえます

ゆったりと流れる時間。うらやましくなりました。