風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「無数の可愛い花と芳香と=庭のジャスミンのアーチ」

2018-05-18 06:30:13 | 日記・エッセイ・コラム

 


庭のシンボルにしている白いジャスミンのアーチが、一番いい時を迎えました。
アーチの上部から直径2・5㌢ほどの5弁の可愛い花が咲き始め、下部に向かって無数の花がどんどん開花。キンモクセイのような強い匂いとは違った優しい香りを放っています。

名古屋郊外のフラワーセンターで、このジャスミンの苗に出会ったのは10年以上前。
「これだよ、これ」。海外旅行で歩いた街角で感動したアーチに咲き誇るジャスミンの香りと姿を思い出し、すぐさま2本の苗を買い物カートに載せました。

「狭い庭では無理かな」と思いながらも、「手間のかかるバラよりはいい」と、比較的小さなアーチも購入。
帰宅すると、ひと休みするのも惜しんで庭の隅をスコップで掘り起こし、立てたアーチの左右に植えたものです。

思った以上の速さで成長。2~3年後には、左右から這い上がった蔓が高さ2mほどのアーチのてっぺんで手をつなぎました。
花後に伸びる蔓の勢いがすごく、折り返して巻き込んできましたが、近年は一部を剪定しています。

手間はこの剪定と、1~2年おきに少量の肥料を周りに撒くぐらい。水やりや病害虫対策なんてしたことがありません。
とにかく丈夫で健康。それに花言葉通り、優美で愛らしく、愛想のいい花です。知りませんでしたが、ジャスミンはモクセイ科。キンモクセイの仲間なのですね。