歩くノルマ達成のため、新型コロナウイルスからは比較的安全・快適な場所として訪れた名古屋市庄内緑地公園散歩の2回目です。
バラ園とともにもう一つの自慢であるツバキ園。1月末に訪れた時、大きな枝張りと花数の多さに圧倒された早咲き種の淡侘助(うすわびすけ)は最盛期を過ぎたものの他の品種の花期は始まったばかり。
赤、ピンク、白、一重、八重・・・。さまざまな品種が次々に開いています、
木々が茂る中で花嫁花婿衣裳の2人が写真撮影されているのが見えました。花嫁花婿の前にはマンサクの花。しばらく拝見させてもらいました。
プロの女性カメラマンらしく、マンサクの花の間から覗く花嫁の姿などを何枚も撮り続けています。
マンサクはバラのような派手な花ではありませんが、とにかく縁起のいい花。
春が訪れると真っ先に咲くからマンサクとはよく聞かれる説ですが、漢字で書けば万作、満作。ネットを開くと花言葉は「神秘の力が呼び込む幸運」とありました。
公園のシンボルツリーである落葉樹の「大ケヤキ」の周りに、立ち入り禁止のロープが張られていることに気づきました。
説明板が何本も立っています。それによると、根元が踏み固められて根が伸びることができっず、生育状況が悪くなったので「大ケヤキ回復プロジェクト」を始めたというのです。
大ケヤキがあるのは芝生広場のほぼ中央。大きく枝を広げて、暑い時期には大きな木陰を作ってくれます。僕も太い根っこに座ってひと息ついたことがあります。
存在感があり貫禄十分ですが、樹齢はまだ少年期なのです。推定年齢約100歳。巨樹と言われるケヤキの樹齢は500~1500歳。巨樹になってもらうには、成長期に伸びのびと根を広げることのできる土壌環境は重要でしょう。
夏の大ケヤキの姿と太い根っこ