風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋・鶴舞公園のリキュウバイ(利休梅)」

2020-03-25 06:19:50 | 日記・エッセイ・コラム

 


「栽培園での樹形とは全く違うけどリンゴやナシだろうか。でもここはフルーツパークじゃないし・・・」
名古屋・鶴舞公園の緑化センター前に咲くこの花を遠目から目にした時の印象でした。

リキュウバイ(利休梅)。樹高5㍍ほどの木に5枚の花弁の白い花が風に揺れています。ここは名古屋有数のサクラの名所で、まもなく見ごろ。「こちらにも立ち寄ってくださいね」と言っているようです。

清楚で控えめ。茶席の庭に植えられていることが多く、千利休に因んで名づけつけられたとの説がありますが定かではなさそうです。「梅」の字が使われウメの仲間と思われがちですが、同じバラ科でも属は違うようです。