風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「存在感あるアカンサス・モリス」

2024-05-29 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

株元から平がる長さ5060㌢もの光沢と切れ込みのある葉、高さ1㍍50㌢の花茎に次々と咲く白と藤色の花。アカンサス・モリス。名古屋市農業センターの宿根草園で最も存在感のある花が咲き始めました。

地中海沿岸の原産。特徴のある葉は、古代ギリシャの建築様式のひとつコリント式建造物の柱頭にある彫刻飾りのモチーフになっているとか。芸術、美術、技巧といった珍しい花言葉もこのあたりからきているのでしょう。

和名も葉を連想して「ハアザミ」。ただしアザミの仲間ではないそうです。