


「歩くことが大事ですよ。歩いてください」
定期健診をお願いしている担当医に勧められ、きょうも出かけてきました。行き先は公園。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、展示会など各種のイベントの中止や屋内施設の閉鎖が相次ぐ中で、公園や庭園なら各種イベントを中止しても、今のところ園内散策や木や花の鑑賞はできるからです。
公園は新鮮な空気と、緑や季節の花が迎えてくれます。散策路が整備され、大きな芝生広場や池もあります。
ひと息つくベンチや自販機、トイレはもちろん何カ所かに。人影は少ないというより広大なので「濃厚接触」もありません。それにしてもこの言葉、ちょっと違和感がありますね。ことしの流行語大賞の本命だろうけど、
こうした広大な公園や庭園は、名古屋にも東山植物園や名城公園など10ヶ所以上あります。その多くは東京ドーム何個分かの広さです。入場料は多くが無料。有料でも高齢者なら100円です。
というわけで、今回は庄内緑地公園に西区の庄内川べりにある「省内緑地」へ出かけてきました。
最寄り駅に向かう地下鉄に乗車。昼下がりということもありますが、車内は15人ほど。新型コロナで3~4割は少ないようです。庄内緑地公園駅で下車。エスカレーターやエレベーターで地上に出れば、
そこが公園の入口です。
やはり、入口を入ってすぐにある建物「グリーンプラザ」の玄関には、プラザの臨時休館や新型コロナで中止になった講習会や展示会などのお知らせが掲示されています。
しかし、園内歩きは「自己責任」ということのようです。
早速、迎えてくれたのはトサミズキ。名前の通り僕の故郷・高知の山地に自生する花で3~4㍍の何本かの枝に黄色い花をびっしり咲かせています。
奥へ歩くと黄色い花を付けた野菜畑のような光景が。菜の花です。
菜の花畑というと、人の肩の高さぐらいの花が広大な絨毯のように咲きそろった観光菜の花園の風景を連想しますが、ここはそうではありません。菜の花の背丈は30~50㌢。春先になるとスーパーの野菜売場で見かけるぐらいの大きさです。
芝生広場では平日のわりには人影が多い気がしました。僕と同じような理由もあるのでしょう。カメラを手にした高齢者や学校が休みになった子どもとやってきた親子連れも。ボール遊びなどに興じる子どもたちの姿があちらこちらに見かけます。
園内での滞在時間は、いつもより長めの約2時間半。歩数計は8000歩を超えました。初めて見る花やちょっと気になるニュースにも出会いました。2回に分けて掲載します。

サンシュユ










