リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

1円玉がなくなったらどうする?

2013年10月12日 | 日々の風の吹くまま
炭酸水を作るカートリッジが2本とも空になったので、カレシがシステムの問題と格闘?
している間、ワタシは新しいのと交換しにモールへ。炭酸水はカレシの制酸剤代わりな
ので、こういうカリカリしているときは特に消費量が増える。トートバッグを肩に、行って
来るよ~と言ったら、「ついでにトマト、買って来てくれる?」とカレシ。 いくつ?「大きい
の1個でいいよ」。はい、トマト1個。「ついでにアーモンドも頼む」。はいはい、切らして
いる朝食用のね。(ワタシ、御用聞き?)

金属のカートリッジ2本は空でも重い。ベイの地下にある台所用品売り場のレジに直行。
交換すると値段は新品の3分の1。ガスといっても質量があるから、新しいカートリッジ
は空のよりも重い。これでは道草を食っても楽しくないので、まっすぐセイフウェイへ。カ
レシご注文のトマト1個。程よく熟れた大きいのを選んでかごにポイ。アーモンドは細長
く刻んだものの中くらいの袋をかごにポイ。ついでにオートミールに振りかける黒砂糖
をひと袋ポイ。レジに行く途中でくっつかない厚手のアルミホイルをひと箱ポイ・・・。

合計16ドル97セント。50ドル札を出したら、お釣りが20ドル札と10ドル札が1枚ずつ、
2ドル硬貨と1ドル硬貨が1個ずつ、そして5セント硬貨1個。あれっ?と思ったけど、そ
うか、1セント硬貨(ペニー)が廃止されたので、3セントのお釣りは二捨三入して5セン
トに切り上がるわけか。得した気がしないでもないけど、もしも端数が98セントだったら、
2セントは切り捨てになって、お釣りは33ドルちょうどになる勘定で、この場合は損した
気分になるのかな。長い目で見ると損得はとんとんになるそうだけど。

重くなったトートバッグを肩に、いざ家路。てくてく歩いている間は完全にワタシだけの
「空間」だから、何にも邪魔されずにあれやこれやと夢想、空想するのは楽しい。カナダ
が1セント硬貨を廃止したのは製造コストが額面の1.5倍になったから。ちなみに日本
の1円アルミ硬貨の製造コストは3円だそうで、額面の3倍はいかにも不経済そうだけ
ど、完全に廃止されることはないだろうな。お釣りを二捨三入・七捨八入(もらえたり、も
らえなかったり)するなんて、いい加減すぎると感じるんじゃないかと思うから。