リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

笑っちゃうようなことがないとね

2014年10月21日 | 日々の風の吹くまま
雨がち、曇りがちでベッドルームが暗いから、つい寝すぎてしまって、ここのところ起床は正
午すぎ。朝食をして、1日が始まったと思ったらもうすぐに夕食のしたくの時間。まあ、眠れ
ないよりはずっといいけど、後2週間足らずで時計の針を1時間戻して「標準」時間に戻った
らどうなるんだろうな。今はたった4ヵ月の辛抱とは言え、標準時間になると日本の午前9時
が午後5時から4時に繰り上がってしまうので、時差をまたいで期限のある仕事をしている
ワタシにはすごく迷惑なんだけど。

11月はBC州各地で市町村選挙。ラジオでは候補者の選挙運動メッセージがもう耳障りに
なって来た。バンクーバーの現職候補は市役所の外に自分の選挙看板を立てて批判され
ているけど、このレベルの選挙ではいつも笑い飛ばすしかない泡沫候補が登場する。中に
はメディアを賑わす人もいて、今年はお隣のバーナビー市の市長に立候補したおばちゃん
がそのトップかな。何しろ、公約が「公共の場での愛情表現を一切禁止する」市条例を作る
というもので、「セックスを想起させる行為」をすべて禁止するんだって。そうなったら公園で
の結婚式での新郎新婦のキスはおろか、カップルが手をつなぐのも条例違反になるという
から、あんた、女タリバンかい?(泡沫候補だから笑っていられるんだけど。)

細菌や細胞のぬいぐるみを作って売っているGiantmicrobes(巨大微生物)というユニーク
な会社がアメリカにある。ワタシもサンフランシスコの科学館で買って来た「南京虫」のぬい
ぐるみを持っているけど、おもちゃとしてだけでなく、ラベルにはまじめな知識情報を載せて
いて、WHOや製薬会社、赤十字が教育材料として買う得意先だという。その会社のエボラ
ウィルスのぬいぐるみが飛ぶように売れて、品切れになったという話。今どき不謹慎だと怒
る(常識)人に、メーカー側は「何年も作って来たのが今になって急に売れ出した」。ちなみ
にデング熱ウィルスやノロウィルスといった悪者だけでなく、有用な微生物や人体細胞のぬ
いぐるみもあって、何だかコレクションしたいような・・・。

何かと不安、不安と、「不安」に包囲されているような世の中だからこそ、ブラックでもいいか
らちょっとばかりユーモア精神を発揮したり、つい笑っちゃうようなことを見つけなきゃ。特に
不安ストレス症の人はほんとに怖い病気になってしまいかねないよ。これ、ワタシをいつも
見つめている南京虫(トコジラミ)↓