リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

寒いのにヘアカットしたら首筋が涼しすぎ

2019年10月10日 | 日々の風の吹くまま
10月9日(水曜日)。☀☀☀。朝方の最低気温は、バンクーバー国際空港にある観測所の公式記録は1度で、この日の記録としては60年ぶりの低さだって。でもまあ、晴れ上がると冷え込むのは自然の現象じゃないのかな。近場の山並みの稜線の後ろから点々と突き出して見える2千メートル級のとんがり山が軒並み冠雪して、ゴールデンイアーズ(標高1700m)も白っぽい縞模様になっているし、あ~あ、あっさりと晩秋になっちゃった感じ。

今日は朝から2人揃ってヘアカット。いつもカレシが先にカットしてもらって先に帰り、2人分まとめて支払いするワタシは後になる。担当のミッシーが前回やってくれたスタイルが気に入ったので、また同じ。刈り上げ風にした後ろが何となくウェーブしているような手触りなんだけど、年を取ると髪の毛の形態が変わるものなのか聞いたら「変わるわよ。髪の毛も年を取るから」。なるほどねえ。ワタシは縄文人の遺伝子が勝っている感じで、赤ん坊の頃は髪がかなり縮れていたらしいし、三つ編みのおさげにすると先っぽがくるっと輪になったもんだけど、髪の毛も年を取るにつれて生まれつきの性質に戻っていくのかな。そのあたりは人間の性格も似たようなものかもしれない。成人してから何重にもまとって来た「大人」と言う鎧(建前?)が外れて来て、生来の性格(本音?)が顔を出して来るとか。今のワタシが生まれついてのワタシに近いかどうかは何とも言えないけど、少なくとも狩猟民族的になって来た気はするな。

きのう観た芝居は2度目だけど、やっぱりおもしろおかしくほろっとしてほっこりする逸品。ゲイのカップルの1人が急死したおばさんから子供時代から大学を終えるまで毎年夏を過ごした田舎の大きな家を相続して、都会生活を捨てて一緒にB&Bを始める話で、保守的な土地柄でLGBTを受け入れられない人もいて、すったもんだしているうちに家族の秘密が暴露される。それをカップルを演じる2人の役者入れ替わり立ち代りで登場人物すべてを速いペースで演じるからすごい。何度でも観たいね。(注文してあった本が届いたので何度でも読めるけど。)先日の『The Birds & The Bees』 のオープニングレセプションで作者でこの『Bed and Breakfast』の作者/主役でもあるマークと話をする機会があったのは、シアターマウスのワタシにはうれしいおまけ。

夕暮れ時の空が思いっきり寒色系のピンク色だったから、今夜もまた冷え込みそう。ヘアスタイルを横を短くして後ろを刈り上げる形にしてもらったので、首筋のあたりがちょっとひんやりして、風邪を引いたわけでもないのに背中がぞくぞく。そう言えば、スーパーの外に「インフルエンザの予防注射」のお知らせ看板が出ていたっけ。忘れないようにしないと。