リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

感謝祭の三連休なんだけど

2019年10月12日 | 日々の風の吹くまま
10月11日(金曜日)。☀☀。きのうよりかなり気温が上がった感じで、バルコニーの最低気温は5.6度。さっそくカレシはレクルームで避寒していた鉢物を全部バルコニーに出して、ワタシはマニュアルで低めの温度にしてあったサーモスタットを朝と夜で室温を上げ下げする自動プログラムに切り替え。これで今日からまたミニチュア工房を再開できる。やれやれ。

この週末はまた三連休で、月曜日が感謝祭。どうりでスーパーに七面鳥があったわけだ。でも、最近は伝統的な感謝祭のディナーの主役であるた七面鳥を焼く家庭が減っているらしく、フリーザーに山ほどごろごろという風景は見られなくなったな。昔は我が家も何時間もかけて5、6キロもある七面鳥を丸焼きにしたもんだけど、もうずいぶん長いこと食べていないなあ。何たってでっかいから、2人だけでは1羽を食べ切るのに毎日食べてもゆうに1週間はかかるし、手を変え品を変えしても飽きてしまうしで、最後にはいつまでも冷蔵庫を占拠しているのにうんざりして、えいっと大鍋に放り込んでスープ。七面鳥が食べなくなったのは、最近は単身家庭が増え、家族も少人数になっているので、おおぜいが集まって感謝祭のテーブルを囲むと言う習慣も薄れて来ているせいかもしれないな。

家族構成が変化しただけじゃなくて、バンクーバー圏は移住して来て日が浅い東アジア人やインド人の比率が大きいので、アメリカ大陸が原産地の七面鳥そのものにまったくなじみがなくて、「こんな大きな鳥をどうするんだろう」ということになるのかもしれない。もっとも、メイフラワー号でアメリカに来た人たちが「最初の感謝祭」をした頃の野生の七面鳥はずっと小さい鳥で、食用に飼育されている七面鳥とはあまり似ていないらしい。はて、鶏は今でもそんなに大きくないのに、七面鳥だけがやたらとでっかくなったのはどうしてなんだろうな。やっぱり、大勢が集まって分かち合うシンボル的な食材になったせいかな。アメリカの感謝祭は大陸中に散らばっている家族が一堂に会する、ノーマン・ロックウェルの絵に代表されるような習慣が残っていて、空路も陸路も日本のお盆並みの混雑になるけど、カナダでは大きなイベントと言う感じはそれほどないかな。

まあ、秋の最後の三連休ということで遊びに行く人たちは多いだろうけど、ロッキー山脈の向こうのマニトバ州やサスカチュワン州では大雪の予報。あ、日本でも三連休のはずだけど、台風が来ているんだっけ。東京、大丈夫かな?