リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

激安で売れるのは元々安く作っているから

2019年10月14日 | 日々の風の吹くまま
10月13日(日曜日)。☁☁☀。三連休の中日で、あたりは静かなもの。おかげで目が覚めたら8時半。それでもあまりよく眠った気がしない。夢を見ていて目を覚ましたのが4時半。次に夢を見て目を覚ましたのが6時半で、最後が8時半。目が覚めたとたんに忘れてしまったから、同じ夢を見ていたのか違う夢だったのか興味あるところだけど、知る由もなし。まあ、忘れちゃうくらいだから悪い夢ではなかったんだろうな。

金曜日にMarket Crossingに行ってコールドフレームに必要な材料を調達して来たので、まず今日はふたに引き手を取り付ける作業。幅が120センチあるので、引き手はカレシが持ち上げやすい位置に2つ。フェルトペンでねじ穴の位置をマークして、ドリルで慎重に穴あけ。付属のねじは短かすぎるので、金物をしまってある段ボール箱から太さと長さが合うものを探して来て、プレキシガラスの表と引き手の間にはフェルトを挟んで、裏側には枠の残りの木片を当てて、ねじ回しでぐいぐい。これなら引き手で持ち上げても、意外と脆いプレキシガラスにあまり負担にならないはず。最後の工程は注文してある保温マットの到着を待つだけ。

これでやっと「10月のミニチュア」であるキャンピングカーの組立てに専念できるというもので、手始めは一見して単純なドア。ところが小窓が扉に開いている穴に嵌らないし、枠は本体に嵌るけど扉はその枠に嵌ってくれない。箱にやけに大きな紙やすりが入っていた訳がわかったよ。箱の表示によるとメーカーは「広州市弘達工芸品有限公司」という大手の輸出企業ということになっているけど、ワタシの感覚では、粗悪品とは言わないまでも、先月の「バー」のキットの上を行く「激安ウォルマート」級の低品質。まあ、買う人がいるから作る人がいるわけで、買う方がとにかく安いものが欲しいと言えば、作る方は「こんなんでいいなら楽なもの」的な商売になるんだろうな。

人間が消費するモノにはそれを提供するための「コスト」がかかっているんだけど、デフレを経験した日本ではモノを安く買えるのが「普通」、グローバル化の旗の下で途上国を搾取して激安賛美の風潮を作ったウォルマートに洗脳されたX世代とミレニアル世代は安く買うのは「権利」だという意識が強いみたい。安いのは安く作られているからだと認識した上でならいいけど、安くてしかも「高品質であるべき」というのは何となく自己中思考に思える。市場経済では高すぎる(お金がない)なら買わない、品質が気に入らないなら買わないという自主選択の権利もあるんだから。