リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

2日続けて食べてしゃべって遊んで

2019年10月27日 | 日々の風の吹くまま
10月25日(金曜日)。☂☁☀。強風警報発令中。強力な寒冷前線が通過するんだって。やぁだ、またどこかで気が倒れて停電しないといいけど。今日はオークションでゲットして楽しみにしていた『Moms the Word』のキャストとのディナーの日なんだから、嵐模様はよして欲しいなあ。でも、だんだん明るくなる空を横目で見ながら、午前中はミニチュア工房で気合を入れて作業。まずはシャンデリアのワイヤをまとめて、天井の内側から隅の壁の内側角を下降して、後部の壁際の床に沿って、反対側の隅の床に空いている穴まで、ずっと糊付け。それから、テーブルとベンチ2個の組立て。テーブルの場違いな青い色が気に入らなかったので、前のキットで残った布でテーブルクロスを作ってかけちゃった。

   

午後2時、カレシの薬を取りにスーパーの薬局にひとっ走り。花のカウンターで大きな花束を買ってレジに持って行ったら、レジのグレンダが「きれいに包んだらどうかしら」と言うので、ディナーパーティに行くのでと言ったら、「カウンターの担当者がいないから、私がやるわ」と、さっと「隣のレジへどうぞ」のサインを置いてレジを閉めて、花のカウンターに一緒に行って、てきぱきと3色の薄紙で包んで、4色の細いリボンを結んで「はい、どうぞ」。うわ、何とも豪華な花束になったこと。ディナーはキャストの1人の自宅で、仲良しのイーディスとデイヴィッドを招待したので、急いで着替えをして3時過ぎに出発。

☆☆ああ、楽しかったぁ~☆☆

10月26日(土曜日)。☀☀。きのうのディナーが楽しすぎたもので、くたびれて、ぐっすりと8時過ぎまで寝てしまった。『Mom’s the Word』は、同じ時期にママになって子育てのてんやわんやを披露し合っていた当初6人(今は5人)の俳優仲間がコメディとして脚本に仕立てたのが第1作で、Arts Clubで初演して大ヒットし、その後ティーンになった子供たちとのすったもんだを描いた第2作、子育て総集編をまとめた第3作、先のシーズンで成人して独立したはずなのに出戻って来た子供たち(と孫)とのドタバタを描いた第4作まで、ヒットを続けているシリーズ作品。ディナーは遠くに住んでいて来れなかったロビンと急用で来れなくなったジルを除いたデボラ、アリソン、バーバラの3人に私たち4人で、場所はデボラのおうちで、イーストサイドの古い住宅地の古いけどすてきな家。

アリソンはワタシが最初に即興演劇の講座を取ったときの先生、デボラとはFB友だちでFLAMEというストーリーテリングのグループに誘ってくれた人、バーバラとは何度もレセプションで会っているお馴染みで、みんなベテラン俳優ながら楽しくて人間味溢れる人たち。おいしい料理を楽しみながら、最近増えて来たジェンダーや民族を問わないキャスティングと、同時に増えている西欧系以外の民族文化をテーマにした作品のキャスティングとの兼ね合いについての論議に花が咲き、文化論、人生論から、爆笑連発の他愛のない昔話やずっこけ話まで、そろそろおをと言うときには何と4時間も過ぎていた。ワタシはみんなに持って行った第1作の本にサインしてもらって大感激。さらには歩道での別れ際にイーディスとデイヴィッドから招待のお礼と大きな花束を渡されて、豪華な花束をもらうなんて生まれて始めてのことで、何だかスターになっちゃった気分。

   

そして一夜開けた今日は久しぶりの女子会ランチ。今回は3人で、ワタシにとっては日本語を話すほぼ唯一の機会。床掃除を明日回しにして、留守番のカレシには自分でランチを作る材料を揃えておいて、勇んで出かけて積もる世間話を楽しくぺちゃくちゃ。ワタシは初めて「炙り寿司」なるものを食べて、何か2日続きで食べておしゃべりして遊んでいる感じ。握り寿司のネタを炙ってソースを添えると言う趣向はクリエイティブでおもしろいと思ったけど、ちょっぴり脂っぽい感じで、甘いソースやマヨネーズの味が勝っていて、魚そのものの味はわからなかったな。まあ、ワタシは普通の寿司でも醤油をつけずにネタの味だけで食べちゃう方なので、それに慣れた舌が「おい、魚の味がしないぞ」と言ってたのかもしれない。でも、盛り付けは普通の握り寿司よりもずっとおしゃれで、食べ遊びの料理としては楽しめたな。(遊びすぎかな?)