リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

昔からミニチュア作りは大人の趣味なの

2019年10月16日 | 日々の風の吹くまま
10月15日(火曜日)。☁☂。またパッとしない天気だけど、気分は何となく高揚気味。きのうの感謝祭も何となくスピルチュアルな気分になってたけど、もしかして日曜日の「狩人の月」を眺めていて、狩猟民の遺伝子が騒ぎ出したのかな。元々満月は「完結」であると同時に「出発」なわけで、星占いによると。特にチャレンジ精神が旺盛なおひつじ座にある「狩人の月」は心機一転巻き直しに行動を起こすためのエネルギーに溢れているらしい。あれは20代前半で天文学にはまっていたずっと昔、昇って来た満月に何を思ったか広角レンズを付けた天体望遠鏡を向けて、視野いっぱいの月に向かって吼えたい衝動に駆られたことがあった。まさか狼の遺伝子は持っていないと思うけど、一見して冷たい月の光には太陽とはまったく異なる不思議なエネルギーがあるんだろうな。

今日から本格的にミニチュアの「キャンピングカー」の組立て。車の後ろにつないで引っ張るトレーラーで、ドイツのエスターへのクリスマスプレゼント。北米では一般に「RV」と呼んでいるけど、ヨーロッパでは「キャラバン」と呼ぶらしい。当のエスターは夫氏と自家用「キャラバン」で東ヨーロッパを旅行中で、現在位置はルーマニア。おととい苦労してドアを作ったけど、今日の窓も曲者。窓枠が本体に嵌らなかったり、逆に緩すぎたり、透明シート(窓ガラス)は片側に無造作に貼り付けるだけだったり。まあ、窓は外にプランター、内側にカーテンが付くので粗は目立たないかもしれないけど。

午前中いっぱいかかってドアと天窓以外の窓を本体に取り付けて、カレシに見せに行ったら、顔をしかめて「それ、仕上がりの色?」とひと言。うん、本体が外も中も青みが入った薄緑で、ドアや窓は水色、窓のフレームは白で、いかにも「おもちゃ」っぽい。中に入れるパーツの色も(オルゴール付きのところも)全体的にアジア的な「カワイイ大好き女子」向きって感じ。よし、外側だけでも塗り替えようっと。だって、キットは一揃いのパーツに過ぎないんだから、何も説明書の通りに作らなくても、自己流で工夫していいのがDIYの醍醐味。

それにしても、古くからドールハウスの伝統がある欧米ではミニチュア作りは今でも「大人の趣味」として人気なのに、アマゾンで見つかるのは中国の売り手がマーケットプレースに出したものばかりで、北米では(特に初心者に最適の)完全キットがRobotime以外ほとんど輸入販売されていない理由がわかった気がする。要するに、東アジアでは受ける「カワイイ趣味」はお呼びじゃないってことだろうな。ふむ、いっそのことドアも窓も外して全面改装しちゃおうかなあ。