5月18日(月曜日)。☀☀。三連休の最終日で、ビクトリアデイ。目が覚めておそるおそる天井を見上げたら、あら、回ってない。起きてもふらつかないし、おまけにすきっ腹。うん、きのうは1日の半分の量しか食べなかったからね。おかげでなぁ~んとなく増え気味だった体重がみごとに1キロ減。朝ご飯を食べて落ち着いたところで体温を測ったら36.7度、血圧は128/68。うん、間違いなく元の元気なワタシに100%回復。それにしても、きのうのあれはいったい何だったんだろうなあ。スラニナ先生がオフィスに来られるようになったら一度チェックしてもらおうかな。そういえば健康診断、もう3年近くやってないなあ。
連休明けの明日からはいよいよ一部ビジネスの営業再開が始まる。でも、感染防止のための安全ガイドラインと言うのかけっこう厳しいので、休業命令を解除されたところが一斉にオープンすると言うことはないらしいし、業種によってはガイドラインの内容ではまだ不安があると言うことで再開に難色を示しているらしい。つまり、どこが開くかは、こう言っちゃ何だけど連休が明けてみてのお楽しみのような感じかな。レストランの場合は、テーブルの数を半分に減らして、テーブル当たり客6人までとか、サーバーとのやりとりはテーブルの端のプレキシガラスを挟んでとか、メニューは誰にも見えるメニューボードか使い捨てとか、要件がどっさり。要するに可能な限り接触を避けなければならないから、おしゃれなレストランでサーバーが大きなメニューブックを開いて恭しく「どうぞ」とやるわけには行かないってことだな。でもまあ、コロナが収束するまでの措置だろうと思うけどね。
先週だったか、東部のオンタリオ州やケベック州に比べてコロナ感染者や死者の数が極めて少なく、厳格なロックダウンもしなかったBC州をコロナ対策の「成功例」とする記事があって、改めて何かと幸運だったなあと思った。中国に近いという地理要素によるタイミング上の運もあったけど、やっぱり州のPublic Health Officer(公衆衛生局長)のボニー・ヘンリー先生が予防医学の専門家で、感染症対策にかけては百戦錬磨のベテランだったことが一番の幸運。毎日の定時会見での親近感の持てる物腰からはカナダ海軍の医務官だったとか、国連機関でイラクでの小児マヒ撲滅、ウガンダではエボラ熱対策の支援に従事したり、SARSや新型インフルのときはオンタリオ州の公衆衛生局で対策に当たったりした経歴は想像し難いけど、公衆衛生に関しては強大な権限を持っている人。12月に中国で未知の感染症が発生したと聞いて、これは危ないと直感して拡大防止対策を練り始め、感染者第1号が見つかったときにはすでに検査体制を整えていたと言うからすごい。
そのコロナ、アメリカのバイオ企業のワクチンの試験で摂取を受けた人たちにコロナに感染して回復した人たちと同じ抗体ができたのを確認したというニュース。少人数での試験だけど、1人が注射後が赤く腫れただけで、ほかは副作用は認められなかったそうで、7月には大規模な試験で最適な用量を調べ、直ちに量産にかかる計画とか。もしかして来年あたりは海外旅行にはコロナワクチン必須なんてことになるのかな。何か日本へ行くのに天然痘の予防注射が必須だった昔を思い出すなあ。