リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

朝のメールチェックはお知らせと仕事とお礼

2020年05月09日 | 日々の風の吹くまま
5月8日(金曜日)。☀☀☀。何か暑くなって来たなあ。まだ夏物の衣替えをしていないのに、初夏を通り越していきなり真夏になった感じ。朝ご飯が済んだところで、コーヒーを飲みながらスマホでメールチェック。マット君から、野菜ボックスの受け取りは午後1時とのメッセージ。春の山菜の採集場所がずっと内陸の山の上の方に移ったもので、ラングレーの家に帰り着くのが木曜日の夜遅くになって、金曜日1日で注文の仕分け、箱詰め、配達をこなすのが難しくなったから、これがシーズン最後だって。毎週楽しみだったから、ちょっとさびしいね。

メール2つ目は「仕事」の話。懇意にしていた社長から「おい、リタイアから出て来ないか」と、学術書籍の英語版の校正を打診されて、友だちの誼みでOKしてあったのが、受注がほぼ決まったとのこと。このクライアントだけは「どうしても手が足りないときに声をかける」という取り決めになっていたんだけど、あらら、ほんとに現実になっちゃった。内容が科学じゃなくて取り扱いの域外の経済学なもので、翻訳は経済学博士号を持っている人がやって、校正はビジネス翻訳の経験が長いワタシ、最終的な監修はベテランの編集者というチーム編成になったらしいけど、失業率が2桁というこのご時世にいいのかなあ。でも、博士とベテラン編集者の間に挟まっての仕事、腕まくりのねじり鉢巻で行くことにしようっと。

もうひとつのメールは劇場全部を閉鎖しているArts Clubのキャシーからで、衣装部のチーム6人がボランティアして介護施設などで不足しているマスクを縫って寄付することになったと聞いて、材料が足りなくなったときの調達や1日1人ずつマスクを縫いに来るメンバーのランチや交通費に充ててねと寄付した10万円に対する礼状。材料を買い足すことができて目標よりずっとたくさんのマスクを作れて、作業場のメンバーにはランチを届けられたとの報告で、介護の現場で働く人たちをウィルスから守ることに少しでも役に立てたと思うとうれしくて、1日中幸せいっぱいの気分。自分がうれしくなること、ハッピーになることに使うのが1番楽しいお金の使い方だし、そういうことに使えるお金があるのは幸せなこと。この幸せ感こそが長い間まじめに働いてそのお金を稼いだ自分へのご褒美だと思うな。

カレシのグループレッスンが終わるのに合わせて作ったランチを食べたら、野菜ボックスを受け取りにカレシとティペラリー公園へ。今日は定番のきのこ3種、マイクログリーン4種、りんごとビーフジャーキーの他に、追加のしいたけ4袋(冷凍保存用)、マルメロ、季節の終わりに近いこごみ、そして野草3種類のサラダミックス2袋。ミックスの中身はフユスベリヒユと野生のカラシナとシロザ。「ざっくり切ってサラダにするといいよ」とマット君。ロックダウン中はほんとにお世話になったなあ。食べられる野草(雑草)についてずいぶん勉強になったし、何よりもビタミンやミネラルの栄養分満載で、今何よりも大事な免疫力のアップに貢献してくれたと思う。「欲しいものがあったら、バンクーバーのマーケットに行く途中で届けるから、いつでもメールして」と言ってくれたので、うん、よろしくお願いね。