5月23日(土曜日)。☁☁。もう土曜日。ついこの間大汗をかいてまじめに掃除をしたと思ったら、また掃除の日。急に体調不具合になったのはつい前の日曜日だったっけ。ずいぶんと前のような気がするけど、まだやっと1週間。ほんと、時間っていったい何なんだろうね。ま、今日の掃除、寝室はルンバ君におまかせして、後は先週デスクの下にもぐり込んでオフィスの徹底掃除をしたので、今日ははなぁ~んとなく手抜き。たまにはいいよね。
午後はミニチュア工房でバーのパーツの取り付け。せっかく掃除をしたのに、スツールの周りの床はすぐにゴミだらけ。でも、紙の切りくずや木っ端を床に落とすのって、けっこう気分がいいからおもしろい。誰にも叱られないから、遠慮せずにハラハラ、ポトポト。ときたまビーズのようなちっちゃぁ~いパーツが指先から飛び出すと、さっと床に四つんばいになって散らばったゴミの中を探し回るんだけど、見つけたときの気分の爽快なこと。ストレスなんか吹っ飛んでしまう。バーの壁にベッシー・スミスやビリー・ホリデイの写真を飾りながら、はて、このバーの名前はなんて言うんだろうな。ウィスキーの瓶やグラス、灰皿を棚やカウンターに糊付けしながら、あはっ、カレシご所望のバーだからカレシの名前に因んで「Jackal’s」。昔、『ジャッカルの日』と言う映画があったな。いくつかのフォントからカレシが選んだのを基に作った看板を取り付けて、Welcome to Jackal’s。

買い物に行くのに、きのう日が差したときにすごく暑くて着け心地が良くなかったので、今日からは店内でだけ着けることにした。ボニー先生も、(人から離れることと手洗いに「加えて」)に「公共交通、規模の小さい店内、美容室など」の人との距離を保ちにくい閉じた空間では飛沫を広げないマナーとしてのマスク着用を勧めているけど、道を歩いているときのことは何も言ってない。でも、これから夏が来て暑くなったら、今までマスクをして歩く文化を持っていなかった人たちのどれくらいがマスクをしていられるのかな。朝日には「熱中症のリスクもある」と書いてあったけど、ほんと、店内は冷房が効いていても外では暑いよね。それに、マスクをしてかんかん照りの中を歩いていたら顔の上下半分が色違いになってしまわないかな。おでこは真っ黒、ほっぺたは色白で、マスクを外したらみごとな「ツートーンカラー」の顔になってたりして。
さてさて、長かったロックダウンの解除が始まって、あちこちで閉じていた扉が開きつつあるという雰囲気になって来たけど、巣ごもりの穴から出て来る人たちに混じって、ワタシも「リタイア暮らし」の穴から這い出さないとね。めでたくリタイアしたはずのワタシが何でre-opening(再開)なのかと言うと、昵懇の元上得意クライアントの社長に「おい、ちょっとリタイアから出て来ないか」と声をかけられて能天気にオッケーしちゃったからで、あくまでも一時的。プロジェクトはおもしろそうなので、そろそろ送って来た資料を読んでおかないと・・・。