リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世界はウィズコロナの方に舵を切りつつあるのに

2022年02月01日 | 日々の風の吹くまま
1月31日(月曜日)。🌤🌤。日が差して、明るくて、とっても気持がいい。もう1月の最後の日で、早くも1年の12分の1が過ぎたってことだけど、はて、去年も同じことを言ってたんじゃないかな。もしかしたら、毎年おんなじことを言ってるのかもしれない。あほくさ。でも、今年は何となく春が来るというか、世の中の雰囲気が明るくなって来ているような感じがするな。そうそう、去年の今ごろはキッチンの改装が始まってたんだね。あ、やっぱり時間の経つのって早いもんだな。年を取るほどに俊足になるみたい。

首都オタワではまだトラック運転手の「抗議行動」が続いているらしい。きのうの新聞サイトに載っていた写真を見たら、ああ、やっぱりねという感じ。何百人、何千人いるのか知らないけど、誰もマスクをしていないし、よくよく見ると、缶ビール片手に騒いでいる連中もいて、サッカー試合に集まったフーリガンそっくり。いい年のおっちゃんもずいぶんいるけど、やってることはイヤイヤ期の2歳児と同じか。レストランが軒並み休業して、食べるものに困ってホームレスの救援施設に押しかけて食事を要求したとか、ナチのかぎ十字の旗を振り回すヤツとか、救急車に投石するとか、当たりかまわず立ちションするとか、記念碑を汚すとか、もう狼藉のやり放題で、仕事にも学校にも行けないオタワの市民は怒り心頭。コロナの規制撤廃(と政権転覆?)の要求が通るまで居座ると息巻いているそうだけど、マスクもせずにワクチンも未接種の連中には帰って来てほしくないなあ。

でも、コロナの規制と医療サービスは各州の管轄だから、トルドー君ができるのは国境の管理くらいないんだよね。オタワに押しかけたのだって、元々は国境でのワクチン接種義務の免除を要求してのことだったはずだけど、組織したのは運送業界やトラック運転手の団体じゃないから、カルト化しつつあるQアノン系統の過激グループに利用されたんじゃないかと思う。そんなときに首相のトルドー君(ワクチン3回接種済み)が「コロナに感染しました」と発表。子供たちが感染していたそうなので、「家庭内感染」というやつか。無症状なので、公邸で隔離しながら職務を続行するそうだけど、はて、「話し合おうじゃないか」と、盛り上がっている連中の中にマスクなしで入って行ったらどうかなあ。あの連中にはコロナなんて存在しないんだから、感染の心配はないだろうし、願ったり叶ったりじゃないかと思うんだけど、と妄想。

現実は、ほとんどの州が規制緩和や(段階的な)撤廃の方向に動き始めていて、ワクチン接種とマスク着用でだんだんに元の自由な暮らしを取り戻せそうな期待感が高まっているし、厳しい対策を取って来たヨーロッパ各国も続々と規制の緩和や撤廃が始まっていて、日本でいう「ウィズ・コロナ」に舵を切ったとというところ。だから、オタワでお祭り騒ぎをやっている連中がよけいにアホくさく見えるんだろうな。まあ、「他人に指図されるのはまっぴらごめん、オレたちの自由にさせろ」というおっちゃん2歳児たちには何を言ってもムダ、ムダ。うん、ラジオから聞こえるたびにワタシがあっ、tantrum song(癇癪ソング)だっとやる、1980年代に一世を風靡したカナダのハードロックバンド「ラヴァーボーイ」の『Turn Me Loose』をテーマ曲としてさしあげることにするか。