2月3日(木曜日)。🌫☂。きのうは1日中雪になったり雨になったり曇ったりで落ち着かない天気だったけど、一夜明けたら今度は濃霧。よく眠り過ぎて目を覚ましたのが9時で、窓からの視界は端から端までほぼゼロ。予報は雨だったから、そのうち降り出すのかと思っていたけど、午後になっても空の高いところが心なしか青みがかって見えるような霧がかかったままで、そのうち霧雨みたいなしょぼぉ~い天気。それでも、おかげで午後のウォーキングや買い物には影響がなかったからいいか。
劇作家集団PTCのハイディから「来週水曜日の午後3時はどうかしら」とメール。何かみんな続々と冬眠の穴から出て来ている感じで、みんな中断されていた計画の立て直しやら、新しい計画の構想作りで大忙しらしい。コロナのおかげで2年も冬眠を余儀なくされていたわけで、すごい量のエネルギーが溜まっているだろうな。掴みどころのないストレスでうじうじしていたワタシだって、きのうのジャムセッションで笑いに笑って、何だかシャンペンのコルクを抜いたような気分。午後に血圧を測ってみたら、ここしばらく130/85ぐらいだったのが、ワタシの「正常値」レベルの120/75に下がっていて、まさに効果てきめん。やっとやる気が出て来た芝居の翻訳や短編小説創作にもエンジンがかかりそうで、プロのアドバイスを仰げるのはほんっとにラッキー。
バンクーバー圏の演劇界のいたるところで動きが活発なのは、「コロナは流行性感染病のひとつになりつつある」という声を反映しているんだと思う。演劇はひとつの作品を舞台に上げるのにものすごい時間がかかるから、明日から規制を撤廃すると言われたところで、はい、それではというわけには行かない。そこで専務理事のピーターが旗振り役になって、ボニー先生やディックス保健大臣との話し合いの場を設けていたのが、ここへ来てトンネルの出口が近いと言う手ごたえをつかんだんだろうな。大手メディアのGlobal Newsの特集ページに毎日載っているカナダ全国と各州の状況を示すグラフはどこも急な下降線を辿っているのがはっきりしているし、入院患者数(以前は新規感染者数)と死亡者数の14日間平均の推移を示すグラフにもその兆候が見える。
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数は激減したとは言え、オタワではトラック部隊がまだ議事堂周辺を占拠して自由を取り戻せと叫んでいるけど、社会経済活動の規制の緩和や撤廃の見通しがはっきりして来たところで、メディアの関心が彼らを組織した人物あるいは団体の正体に移っている。クラウドファンディングのサイトGoFundMeで驚異的な短時間に何と数億円もの資金を集めて、その中には異常に巨額の寄付もあることがわかって、いろいろな疑問が出て来たわけで、サイトは集まった寄付金を凍結。どうやらカナダ西部(というかアルバータ州)のカナダからの独立を叫ぶ活動家が背後にいることが見えて来て、安全保障の専門家が何らかの危険な資金源が存在する可能性を指摘するは、議会がサイトの運営者の召喚を決議するはの騒ぎで、コロナやワクチンとは全然関係のない方向に発展しているから、何がどこでどうなるかわからない。ここはstay tunedということで。