リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

家計の情報を共有するなら家事のノウハウも共有しよう

2022年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(土曜日)。☁🌧🌧。何だか怪しげな雲行き。寒波が去ったと思ったら、今度はパイナップル特急の襲来だって。ったく、もう、いやになるなあ。まあ、雪や氷よりは雨の方がずっといいのは確かなんだけど、大風はやだなあ。カレシがきのうから園芸ルームにある三段棚の蛍光灯が消えているというので、2人がかりで2段目の照明装置を外して、レクルームで消えた方の1本を部屋の隅に置いてあったのと取り替えてみたけど、6本全部がダメ。どれも前に新しいのと取り替えたときにカレシが捨てたがらないから残っていた古いやつなんだもの、取り替えてみたって点くわけがないじゃん。すぐにウォルマートに行って新しいのを買ってこようよ。

こういう、とりあえず何かがすぐに必要と言う時に行くのがウォルマートで、長さ120センチの直管蛍光灯は一般家庭ではほとんど使われないから、売っているのは6丁目商店街でここだけ。二階の電球の売り場へ直行して、2本パックを手に取ってふとその横を見たら、120センチのLEDチューブがあるじゃないの。電極ピンの間隔は蛍光灯と同じで、しかも2本パック。LEDなら長持ちしそうだからと、さっそく乗り換え。これまでの蛍光灯に比べてやや細めの感じだけど、器具にはめ込んでスイッチを入れたらちゃんと点いて、カレシとハイタッチ。カレシが残る2段の照明もLEDに替えたいと言うので、じゃあ注文しといてあげるね。ところが、これがけっこう安請け合いで、直管蛍光灯にはT5、T8、T12と言った型式があることがわかった。古い蛍光灯には何の表示もないから、まずは3種類の型式の違いを検索。わかったのはT5が最新式で電極ピンの間隔が狭く、T12は古い型式でT8はそれを細くしたもので、どちらもT5とは互換性がないということ。園芸棚はかなり古いからT12だと思うけど、園芸用があるのはT5とT8。どっちもLEDだと1本5千円くらいする。全部で6本必要だから3万円。うはぁ。

さらにググりまくって、ソファに寝転んでスマホをいじっているカレシに「調査結果の報告と提案」。最善だけど一番高価なプランは園芸棚を新調することで、園芸用T5LEDチューブを使っている同じデザインの3段棚が10万円プラス税金と送料。「たっけぇ」とカレシ。T8のLEDチューブは売っているところが少ないし、T12用の安定器のついた器具で使うと寿命が短くなるという難点あり。「園芸用じゃなくたっていいんだよ」とカレシ。今日買って来たのはT12で、今の園芸棚の蛍光灯もT12と思われるので、園芸用でなくてもいいなら、一番手っ取り早いプランはウォルマートでもう4本買って来ることで、費用は6千円。LEDは寿命が長いから、園芸棚の新調は当面不要。「じゃあ、それでいいや」とカレシ。じゃあそういうことで決定ね。

家のモノが壊れたとか動かないとか何とか言ってあたふたしている暇があったら、今の時代は何でも簡単に調べられるんだから、ささっと問題解決を図ればいいと思うんだけど、どうもカレシの思考システムはそういう配線になっていないらしい。問題というのは解決するためのものなんで、解決の必要がなかったら問題なんかないの。万が一のときのために家計の情報へのアクセスを共有する設定にしたばかりだけど(全然アクセスしていないようだけど)、ここらで家事歴半世紀のワタシが蓄積した家庭運営のノウハウもカレシと共有した方がいいかなあ。だって、たとえ独り暮らしでもお金の管理と住居での家事は付いて回るんだから。夜、タイマーで照明が消えた園芸棚を眺めながら、「明日は掃除の日だな」とカレシ。うん。