リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

歯が治って、食卓だけはいつもの日常に

2022年02月08日 | 日々の風の吹くまま
2月7日(月曜日)。☀🌤⛅。あれ、雨が降っているはずじゃなかったのかな。気温が高めだから、まだ2月上旬だというのにほぼ日中は暖房はオフ。近場の山の雪はすっかり消えてしまったし、はて、これって暖冬ってことになるのかな。とにかく起き抜けから気持がいいので、ゆうべエアフライヤーで焼いておいた超厚切りベーコンと久しぶりのスクランブルエッグで朝ご飯。私たちの年になったらしっかりとたんぱく質を摂らないとね。この先何十年も人生があるなら話は別だけど、2人とも「余生」を生きてるんだから、ワタシはLife is good(生きるってのいいもんだよ)と言って人生を終えるつもりなんだから、何よりも楽しいこと、うれしいこと、おいしいことを最優先しなくちゃ。もちろん節度を守るのは大事だけど、あれは怖い、これは危ない、あのサプリ、このサプリを飲まなきゃと毎日カリカリしていたらストレスになって、逆効果じゃないかと思うけどね。

まずは、木曜日から始まるArts Clubの「Acting 102」ワークショップ関連のメディア使用権の承諾書にサインして、講師のヒラに返送。授業中のビデオや写真をArts Clubが広報やファンドレイジングに使用するを承諾するもので、メディアで使う場合にどういう風に描写されたいかという質問には「アジア系の高齢女性」と書いておいた。Arts Clubがソーシャルメディアに載せる写真には視覚障害者のための説明を付けているので、もしワタシが写っていたら、「アジア系の高齢女性」と○○で××の人がかくかくしかじかやっている場面というような説明になるわけ。プロの役者ならもっと細かい説明が意味を成すかもしれないけど、ワタシは押しかけエキストラみたいなもんだから、ありふれた描写でいいじゃない。ヒラから受け取ったという知らせと「先週は楽しそうだったわよぉ」という返信が来て、演技指導を受けることで芝居脚本の翻訳に役立てられるという動機はまじめではあるけど、よぉし、大いに遊んじゃおうっと。

根管治療をした左上の奥歯は、指を突っ込んでぐっと噛んでみたら痛かったのは指の方で、頬骨の辺りを強く推すとまだちょっとだけ痛みがあるけど、ほぼ完治というところかな。右側だけで食べ物を噛んでいたけど、一番奥の臼歯の根が割れて金冠ごと抜いた後に残った大きな隙間がじゃまっけで不便だったから、両側でしっかり噛めるようになったのはありがたい。根管治療で神経を取ってしまうと、栄養が届かなくなった歯は脆くなるんだそうで、抜いた奥歯の隣の歯も、2、3年前に硬いものを噛んだはずみに壊れて修理をした経緯がある。そうでなくても、年を取るにつれて歯も老朽化するわけで、やっぱり日ごろから手入れを怠らないようにしなければダメだなあと、改めて肝に銘じた次第。だって、もしも老朽化した歯を次々と抜かざるをえなくなったら、インプラントは痛そうだし、かと言って隙間だらけになってしまったらおいしいものを食べるのに困りそうだし、だからといって全部抜いて入れ歯というのは気乗りがしないもん。

どうやらまともに噛めるようになったけど、今日のランチは手始めと言うことでパスタ。ソースは市販のトマトとニンニクだけのシンプルなものを温めて、食べるときに削ったパルメザンチーズをぱらぱら。食べながらスマホで新聞を読んでいたら、イタリア人がナポリタン・スパゲッティにダメ出ししたとかいう見出しがあって、記事は有料なので読めなかった(日本の新聞は見出しだけで十分だから問題なし)けど、思わず笑ってしまった。だって、イタリアにはケチャップがないんだから、イタリア料理とは言えないと思うし、日本にしかないんだから、れっきとした日本の「洋食」のひとつに数えていいと思うんだけどな。日本人が外国の「すし」にダメ出しをするのと同じことで、日本のは「寿司」で、外国のは「スシ」。ところ変われば品変わるって言うじゃないの。まあ、ワタシはケチャップそのものが好きじゃないので、日本で「ナポリタン」を食べることはなさそうだけど、ケチャップ好きのカレシは「この次に日本に行くことがあったら食べてみたいな」。うん、コロナの鎖国が解けたらいつか、ね。