リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春風と共にお金に関わる郵便が増えて来た

2022年02月10日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(水曜日)。☁☁。どよぉ~んとしたこぶの日(週の中日)。予報にあった雨も霧もいったいどうしちゃったのやら。でも、最高気温が8度くらいで、日中は曇り空でもほとんどヒーターが入らないし、日なたではもうクロッカスが頭を出しているそうだから、春の気配が濃厚と言うところ。なんだけど、春風と共にやって来るのが税金やら何やら、とにかくお金にまつわる郵便物の類。あぁ~あ。

と言うわけで、今日はまず所有する住宅を空き家のままにしておくと取られる「空き家税」とでもいう税金の「対象外申告」。バンクーバー圏には投機目的で買われて放置されている住宅が相当な数あって、住宅価格の高騰と供給不足の付け焼刃的な対策として考え出された税金で、税率は公的な評価額の2%。払いたくなければ空き家を売るか賃貸に出すかだけど、売れば値上がり益に、賃貸に出せば家賃収入に所得税がかかるから、ま、政府としてはどっちにしても税金が入って来るしくみ。自分が今住んでいる家しか持ってないよという人は、課税対象外であることを申告すればいいんだけど、毎年のことだし、共同名義ならそれぞれが別々に申告しなければならないし、申告を怠れば我が家なら200万円の納税通知が来ることになるからめんどうくさい。ま、オンラインでやれるので、カレシの分、ワタシの分とやって5分もかからないから、通知が来たらさっとやってしまえば済むことなんだけど。

次はマンション管理組合の年次総会の分厚い書類。案の定、何かと修理や保全の出費が嵩んで目減りしてしまった準備金を補填するための特別賦課金の徴収が議題に上がっている。所有面積に応じて金額を割り当てるので、我が家(公称135平米)は47000円ほど。でも、同時に管理費も大幅な引き上げになっているから、全体の4分の3の賛成が得られるかどうかはかなり微妙だな。毎月の管理費も面積に応じて決まるから、我が家は一気に1万円ちょっと増えて月額84000円。うはぁ、年金の増額分がそっくり吹っ飛んじゃう。もっとも、区分所有マンションでは管理費には、水道料金やごみ収集料金、給湯やガスの料金など、戸建てなら自分で直接払う経費が含まれているので、リタイアして1日中在宅なら水もお湯もガスもけっこう多めに使っていそうだし、インフレで公共料金も値上げラッシュのご時世であれば、こんなもんかな。

歯のクリーニングの予約があるカレシを送り出して、Google Meetでハイディとビデオ会議をやる準備。どっちもまだ相手に設定してもらっている段階で、ズームはかなり慣れけど、Google Meetは今回が初めてなので、ちょこっと使い方を調べて、何だ、簡単じゃないの。マイクとカメラをチェックして、スピーカーをオンにして、準備完了。予定の時間にハイディが画面に現れて、うわぁ、お久しぶりぃ、元気にしてたぁ、とおしゃべりを開始。ワタシがこれから進みたい方向とか、翻訳したい作品のこととか、べちゃくちゃ。平次郎の翻訳は先住民の演劇グループを紹介してもらえることになって、一歩踏み込んだところで本格的なアドバイスを仰げそうで、こりゃあ、ぐずぐずしていられない。あちこちで背中を押してもらえるワタシはほんっとに運に恵まれていると実感。よし、頭のくもの巣を払って、がんばろっと。


がんばれ、タグボート(出港する貨物船の舳先を河口に向けているところ)