リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ニューヨークタイムズのクロスワードパズルは楽しいにつきる

2022年02月07日 | 日々の風の吹くまま
2月6日(日曜日)。☀🌤。うわっ、いい天気だっ。ゆうべはちょっぴり頑張って12時半ぐらいに寝たので、ちゃんと8時過ぎに目を覚まして、8時半に起床。まだ太陽が低いから、リビング/ダイニングいっぱいに日が差し込んで、まぶしいくらい。でも、午後、陽気に誘われてバルコニーに出たら、あら、お日様の周りに虹。天気予報アプリを見たら、あしたは雨の予報。しかも、暖かい高気圧の塊が停滞して、冷たい空気の層を地表近くに押さえ込むので、また何日も濃霧の日が続きそうなんだって。何でも去年の夏の(千年に一度の)「ヒートドーム」と同じブロッキングと言う現象だそうで、夏だったら猛暑地獄になるところ。たしかに40度超の猛暑よりは「霧ドーム」の方がしのぎやすいけど、それでも来る日も来る日も五里霧中ってのはやっぱり鬱陶しいよねえ。



今日は何もしないでのんびりすると決めて、日がな1日クロスワードパズル三昧。ニューヨークタイムズのクロスワードが好きすぎて、月15米ドルでデジタル版を購読中。ゲームセクションだけ購読(5ドル)する手もあるけど、そこはそれ泣く子も黙る?NYTだから、パズルのついでに記事も読もうというわけ。購読するとアーカイブにアクセスできて、毎日のパズルに加えて過去のものにも挑戦できるのがいい。アーカイブにあるのは1993年11月からなので、ざっと28年と3ヵ月分。休刊日がないから、トータルで1万と何百個か。毎日のパズルをやりながら、やっと2003年の2月まで来たところだから、あとまだ6700個くらい残っている勘定で、気が遠くなる感じ。でも、この他にも、月1のボーナスパズルが1997年2月分から、毎日携帯でちょこちょこっとやれるミニパズルが2014年8月分から、さらにアクロスティックパズルが週1で1999年9月分から、そして多彩なひねりをきかせたバラエティパズルが週1で1997年4月分からあるので、最終的にはいったいどれだけあるのか想像もつかない。

ニューヨークタイムズにはクロスワードパズルの他にも数独をはじめとするゲームがいくつもあって、IT業界からゲーム事業を総括する人材を引き抜いて来たそうだし、最近SNSで大ヒットしたというWordleという単語探しゲームを買収して話題になっているし、ゲームセクションの充実に力を入れている観があるから、ゲームセクションのみの購読者が世界に80何万人もいると聞いても驚かないな。まあ、クロスワードパズルひと筋のワタシは、アーカイブのパズルだけで手一杯なので、他のパズルに手を出すとしたら、たぶん来世になるんじゃないかなあ。最近購読し始めたイギリスのザ・ガーディアンにもクロスワードパズルがあるから、イギリス英語とアメリカ英語でどんな違いがあるのか、そのうちそっちも試そうかと思ってはいるけど、はてさて。

ニューヨークタイムズのクロスワードパズルは80年の歴史があるので、現在の編集長(ウィル・ショーツ)は4代目。ワタシが虜になったのは30年くらい前の3代目のユージン・マレスカが編集長だった頃で、当時のパズルは(日曜版しか入手できなかったせいもあって)ちょっとインテリ向け過ぎるところがあったけど、ショーツ編集長になってからは難易度の幅がぐんと広がって、辞書の使用OKという方針に沿ってWordPlaysのクロスワード辞書と提携するようになったので、ファンの層が拡大したんだろうと思う。月曜日のパズルが一番簡単で、日を追うごとに少しずつ難しくなって、金曜日、土曜日となると巧妙なひねりが入って来るし、人気一番の日曜版のパズルは縦横21マスあって、タイトルのテーマに沿ったひねりがいたるところに潜んでいるから楽しい。デジタル版は秒単位で所要時間を測ることができて、最短時間と平均時間の記録も見られるのがいいところで、ワタシの最短記録は月曜日のパズルが4分6秒(平均10分)、日曜日は21分36秒(平均42分)。はて、今日のは「Sci-Fi Showdown」と言うタイトルだけど、どのくらいでやれるかな。チャレンジ、チャレンジ、ひたすらチャレンジ。