リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マスクとワクチンカードがあれば日常生活に制限なし

2022年02月16日 | 日々の風の吹くまま
2月15日(火曜日)。☁☁。何となくそわそわした気分で、いつもより早くにぱっちり目が覚めてしまったので、特にやらなければならないこともないけど、ちょっと早めに起床(と言っても8時を過ぎたばかりのところ)。何でそわそわした気分になるのかと言うと、BC州でのコロナ対策の行動制限が解除になりそうで、今日はその発表があるから。

コロナの感染拡大防止に関しては、これまで感染の波が押し寄せるたびいいろんな規制や制限が実施されたり、解除されたりして来たけど、ワタシにとって一番きつかったのが劇場の閉鎖や入場制限。去年の暮れにやっと制限が解かれたと思ったら、オミクロン株のが広がりでまた収容人数の50%に逆戻り。半分がら空きの劇場って、周りの人の息づかいが感じられなくてさびしいから、コメディでもあんまり楽しく感じられないんだよねえ。スタンリー劇場で1月にオープンするはずだった2作目を(3作目と時期がかぶらないように)グランヴィルアイランド劇場に移して3月中旬まで延期したときは、オミクロンの波が下火になることを期待できるかなと、ちょっと胸をなでおろしたもんだった。その3作目の『Kim’s Convenience』のプレビューウィークが始まるのが来週の木曜日、オープニングは再来週の水曜日ということで、制限解除の発表を息を潜めて待っていたわけ。

発表会見は午後1時半からで、2時前に新聞サイトを見たら速報に「制限解除」の文字。やったぁ~。劇場もスポーツもレストランもジムもナイトクラブも結婚披露宴もおうちパーティも、何もかも人数制限を解除。ただし、屋内の公共の場でのマスク着用義務とワクチンカードの提示義務はしばらく継続。つまり、ワクチンを接種していなければ映画にもホッケーの試合にもレストランにも行けないのは今まで通りってことだな。他の州ではワクチンカードの提示やマスク着用の義務を廃止する方向のようだけど、BC州はマスクとワクチンカードがあれば後はそれぞれが自衛しながら自由に行動してよろしいと言うことで、コロナがこのまま収束するのか、また新しい変異種が現れるのか、誰にも分らない状況では、妥当な方針だと思う。

まあ、マスク着用の義務がない屋外でもマスクをして歩いている人が多いから、屋内での着用義務を継続しても不便になるわけじゃないだろうし、BC州は5歳以上の接種率が90.5%(3回接種は55%)で世界のトップだそうだから、ワクチンカードがなくて困るのはせいぜい10%で、その大半が「個人の自由に基づく選択」をした大人なんだったら、同情することもないよね。連邦政府も外国からの入国者に義務付けていた72時間前のPCR検査を、ワクチン接種済の旅行者に限って今月末から廃止するそうだから、6月末にクルーズから帰って来るときに検査が不要なのは大助かり。4月あたりにはクルーズ船がカナダの港に戻って来れるらしいし、ほんとに春が来るぞぉ~っという気分。BC州の制限が正式に解除になるのは明日の午後11時59分。木曜日の朝には、巣ごもりの穴から這い出して、胸いっぱいに空気を吸って、思いっきりのびをしようっと。