リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

豊かな社会ほど若い世代には生きにくい時代なのかな

2022年02月21日 | 日々の風の吹くまま


2月20日(日曜日)。☀🌤。三連休の中日で、川に沿って低い雲と霧がかかっているけど、きのうとは打って変わったいい天気。そのせいか、天気予報を見たら最低気温が次の週末までマイナス続き。今夜は雪交じりの雨が降るかもしれなくて、日中の天気はいいらしいけど、朝方の気温は週の中日でマイナス6度とか。まあ、まだ2月だからあり得ないわけじゃないけど、せっかくの春めきに水を差さないでほしいなあ。

それでも、天気よくて日が差し込むと、床の汚れが目立つなあ。ま、きのう洗濯を済ませておいたから、今日は掃除に専念しよう。まだ窓を開ける季節じゃないし、バルコニーやルーフデッキに出るのにパティオドアを開けっぱなしにすることもないから、埃はあんまり溜まっていないけど、テーブルの下あたりはけっこうポテチのくずのようなごみが落ちているので、箒で掃き集めてから、掃除機をかけて、モップかけ。さっさとバスルームの掃除を済ませてオフィスに座り込んでいたカレシに、モップかけしてみる?と聞いてみたら、「うん、いつでもやるよ」との返事。でも、今日じゃないんでしょと言ったら、「うん、もうすぐリリーのレッスンの時間だから」。あはは、カリフォルニアに住んでいるリリーとは今ではおしゃべりタイムじゃん。

中国出身のリリーは留学していたボストンの大学でビッグデータ分析で修士号を取って、カリフォルニアのパロアルトで就職して、ボストン時代から付き合っていた人と結婚したけど、夫氏はアメリカのグリーンカードを申請中で、新婚早々にビザが切れそうになってあわや。夫氏の方は勤め先のアップルがバンクーバーのオフィスに「転勤」させておいてビザ更新の手続きをしてくれたそうだけど、リリーはその間アメリカでのビザの確保にひと苦労。それでも、永住できる見通しが立って、今シリコンバレーでマイホーム探しを始めたけど、アップルが手放さないような人材でもクパティーノではマンションすら高過ぎて買えないそうな。何とかクパティーノの隣の町にデュプレックス(1軒2戸の住居)が見つかったそうで、ほっとひと息。リリー自身はグリーンカードが取れるまでの間、学生ビザを取ってボストンの母校で別の修士課程をめざすことにしたそうで、30代半ばで高学歴IT技術者で高収入の2人でもアメリカに永住するのは難しいんだなあ。カナダに来ればずっと楽に永住権が取れるのにと思うけど、バンクーバーもトロントもマイホームはやっぱり高嶺の花か・・・。

掃除が終わって、ごみの始末。ついでに洗濯ルームに溜まっていたお酒の空き瓶をショッピングカートに入れて、まとめたゴミ袋と一緒にごみルームに持って行って、ゴミの回収会社が最近設置した「デポジット付きリサイクル品」の容器に廃棄。何ヵ月分かの量なので、傍から見たらアル中じゃないかと思われてしまいそうだけど、、ごみルームには誰もいなくて勿怪の幸い。後はカメラ片手に忙しなく姿かたちを変える雲をのぉ~んびりと眺めながらの日曜日・・・。