リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

セリフのしゃべり方が音楽的なんだって

2022年02月18日 | 日々の風の吹くまま
2月17日(木曜日)。☁☁。ゆうべはでっかい満月だったので霧かなと思ったら、なんだ、ただのどんより雲。午前零時を期して、いろんなコロナ制限が解除になったけど、窓の外には特に変わったところはない。まあ、まだ平日の木曜日だからあたりまえで、どう変わるかは週末になってみないとわからないかな。月曜日が「ファミリーデイ」という、いわゆる「ハッピーマンデイ」型の取ってつけたような祝日で三連休。おうちパーティの人数制限も解除になったから、この週末はあちこちで家族の集まりがあるのかな。そういえば、きのういつもの時間(2時半)にスーパーに行ったら、その時間には見かけないタイプの若い男性が何人も1人で買い物をしていたっけ。でも、パーティ用品を買っているようではなかったな。(なぜかこういうことにすぐ目に行ってしまう「先天性野次馬症候群」のワタシ・・・。)

かかりつけのドクターとの予約を取ろうと、カレシはおとといからオフィスに電話をしては留守電にメッセージを残していて、返事がないのを心配していたら、けさになってやっとスラニナ先生のオフィスから「土曜日午前11時50分ではどうか」と電話。(先生は火曜日と土曜日しか診療していない。)前に先生が「たまには顔を見せに来なさい」と言っていたので、今回は対面診療を希望したら、「先生は今アルバータに行ってます」だって。つまり、アルバータからロッキーを越えての電話診療ってことで、どうなってるのやら。スラニナ先生は軍医を退職してからしばらくアルバータ州の小さな町で開業していたことがあるので、「もしかしてアルバータに戻るつもりかな」とカレシ。いや、アルバータに家族がいて、会いに行ったのかもしれないよ。でも、先生もいつリタイアしても驚かない年だから、土曜日に率直に今後のプランを聞いた方がいいよ。

ランチにサケの中骨の缶詰を開けて、カルシウムたっぷりのサンドイッチを作り、晩ご飯用に豚肉の塊をスロークッカーに仕込んで、午後は演劇ワークショップの準備。ラップトップを充電しながら、また台本を読みながらあれこれと場面を思い描いてみる練習。第1場は失業したばかりのしょぼいサラリーマンがレンタル家族のオフィスに来るところから始まる経営者の女性と依頼人のサラリーマン氏のやりとり。ワークショップではどっちの役を振られるかわからないから、女性役で読んでみたり、サラリーマン役で読んでみたり。口調を変えると場面の雰囲気が微妙に変わるのがおもしろい。それが演劇のだいご味なんだと思う。

ズームをセットして待っていたら、3時ちょうどにヒラ先生が登場。最初の1時間はみんなで台本を読んだ感想を出し合って、それから特定の場所を示す言葉を選んで、目をつぶってそこにいる自分の行動や気持を想像。ワタシが選んだのは「スカイツリー」で、後半のペアワークで女性経営者の役にそのイメージを反映させてみた。最後に全員でそれぞれの役の感想を出し合ったときに、ワタシの相棒だったジェレミーが、ワタシの音楽的でアップビートなセリフで、彼が演じたサラリーマンの孤独と絶望が浮き彫りになった感じがしたと言って、なるほど、役作りにはそういう面もあるんだとナットク。それにしても、しゃべり方が音楽的だと言われたのは初めてで、ちょっとびっくりだな。生まれつきのおしゃべりなワタシだけど、ほんとにそんなしゃべり方をしてるのかなあ。