リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

人間としての日常の生活作業を家事と呼ぶからもめるのかも

2022年03月13日 | 日々の風の吹くまま
3月12日(土曜日)。☁☁🌧。パッとしない天気だけど、マスク着用義務が廃止になって初めての週末。リビングの窓から見えるガソリンスタンドでは、レギュラーの値段がおとといは朝に210円、昼前に215円、夕方にはまた210円。で、きのうは朝から205円で変わらず、けさは200円だったのが夕方には195円。タンクが空っぽになったときに215円だったら真っ青、給油しとこうかとスタンドに乗り付けた時に200円だったらホクホクみたいな感じで、ガソリン給油はちょっとした宝くじの感じだな。私たちが2週間ほど前に給油したときは180円だったなんで嘘みたいだけど、あまり車を使わないので満タンで3、4ヵ月は持つから、次に給油するときにどんな値段になっているやら。

これまで土曜日にやっていた掃除を日曜日に移したので、土曜日の今日は洗濯日。掃除と同時進行しなくてもよくて楽なので、今日はベッドのシーツを剥がして2ラウンドの大洗濯。その前にシャワーをして脱いだものを全部洗濯機にポイっ。洗濯機が回っている間、カレシは役者のY君の英語レッスンで、ワタシはミニチュア工房でフレームの壁の絵具塗り。洗い上がったらシーツ類は乾燥機に入れて、衣類の洗濯。その間に朝ご飯の食器を食洗機に入れておいて、ランチは何にしようかな。午後は衣類を乾燥機に移して、乾いたシーツでベッドメーキング(けっこう重労働)。冬の間フリースの毛布の上にかけてあった純毛の毛布をぐっと軽いアクリルのに替えて、春の支度。最後に乾き上がった衣類をたたんでしかるべきところに収納して、洗濯日は終了。手順が決まっているから楽々だけど、リタイアした夫婦の暮らしはほぼ毎日3食おうちご飯で2人前だし、食後の後片付けも2人前、洗濯も2人前、買い物も2人前、掃除も2人前の汚れで、捨てに行くゴミも2人前。炊事洗濯掃除その他をひっくるめた家での業務が「家事」と言われるものだけど、独り暮らしの人のは何て呼ぶんだろう。

ワタシ自身は独り暮らしの経験はないけど、独り暮らしでも何人暮らしでも、生活する上でやらなければならないことは、1人前か何人前かという量的な違いはあっても、内容は変わらないんじゃないかと思うな。小町横丁では夫婦の「家事」の分担に関する相談事がよくあるけど、細々とした作業項目のどれをどっちが担当するかでもめるらしい。共働き夫婦では収入の比率が7対3なら家事分担は3対7なんてのもあって、作業項目の所要時間や作業量が絡んで来ると、どっちかが不公平感や不満感を膨らませてよけいに揉めている感じ。学校で教わったきわめて単純な「平等」観が、独り暮らしなら嫌でもすべて自分でやらなければならないことを、2人暮らしになったんだから半分こしなくちゃという思考につながっているのかもしれないな。

何だか会社の「担当業務一覧表」をみたいなものを想像してしまうんだけど、互いに納得しても、もし一覧表にはない業務が発生したらどうするんだろうな。業務会議みたいなものを開いて、どっちがやるかを協議して決めるのかな。まかり間違えば離婚の協議に発展してしまいそうな感じだけど、だいたい日々起きてから寝るまでの間に家の中でやっていることのどれとどれが「家事」なのか、住まいでやることのどこからどこまでが「家事」なのか、はっきりした線引きがあるんだろうか。要するに家事というのは、男女を問わず人間としての基本的な日々の営みのことじゃないかと思うんだけどな。

なぜか赤い葉が出て来たシャコバサボテン