リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

周りはくるくると変わるけど

2022年03月17日 | 日々の風の吹くまま
3月16日(水曜日)。⛅🌤朝からけっこういい天気。と言っても、目を覚ましたのが8時半で、2人してぐずぐずと寝ぼけていて、起きたのは9時。朝ご飯が済んで、コーヒーを飲みながらひと息入れていたら、もう10時。カレシにウォーキングに行くのか聞いたら、「ハンドトラックを車に置いて、ウォーキングの帰りにトランクに入れたままの園芸土をひと袋持って上がって来る」とのご託宣。園芸用の土が必要になったときに、今動いているエレベーターが止まっていたら困るからなんだそうな。うん、大きな袋だからゆうに20キロ以上ありそうで、地下2階から23階までたとえ2人がかりでも階段を運んで来られるわきゃないよね。ということで、折りたたみのハンドトラックを駐車場に持って行って車の中に置いてから、駐車場からそのまま地上へ。いつも車だから気付かなかったけど、アクセスランプの傾斜が思いのほか急で、歩いて上がるのはちょっとしたおまけの運動。

ウォーキングから帰ってそのまま駐車場から入って、今度はランプを下って地下2階へ。階段もそうだけど、ちょっと急なスロープも、上るよりは下りる方がきついから不思議。上る方がきつそうに見えるんだけど、体重のかかり方の違いなのかな。だいぶ前に火災警報が鳴って非常階段を地上まで下りたら、3日くらい膝ががくがくと痛くて困ったけど、買い物から帰って来た時にたまたまエレベーターが2台とも止まっていたときは、重いトートバッグを担いで23階まで上っても膝が痛くならなかったっけ。ま、無事にトランクに2袋あった園芸土をひと袋だけ持って来て、ランチの時間。アマゾンから配達通知が来ていて、カレシや、垂直ガーデニングのプランターが届いたよ。道路向かいの郵便局を配達先に指定したので、着替えもジャケットも不要。通知メールが来たスマホと身分証明用の免許証を持って、通りのど真ん中を突っ切って(交通違反!)郵便局へ突進。箱は思いのほか小さくて、中から出て来たのはトレイ1個と花のような形のプランター5個。ぶっちがいに重ねて垂直ガーデニングというわけで、「もう2つか3つ買ってくれ」とカレシ。うん、クルーズをキャンセルしたから、6月は存分に野菜作りができるもんね。料金を払い戻して来ることだし、よし、アマゾンに注文しておくね。



クルーズをキャンセルしたからどうでもいいんだけど、カナダ政府も重い腰を上げて、カナダに入国するワクチン接種済の旅行者の陰性証明提示を4月1日から廃止するらしい。ヨーロッパではほとんどの国で廃止になったはずで、観光業界の突き上げで72時間前のPCR検査をやめて、代わりに抗原検査でいいということにしたんだけど、しかるべき機関での検査でなければダメということで、煩わしいこと、費用がかかることにはには変わりがない。そこでさらなる突き上げを食って、ワクチン接種の証明があればOKということにしたらしい。抗原検査だってけっこう費用がかかるし、観光旅行では帰りの飛行機に乗る直前の検査なんて煩わしいどころの話じゃなくて、私たちが去年の秋にクルーズに行ったときは、行きと帰りのPCR検査の他にロンドンでよけいな抗原検査や船内での自主検査で、コロナの検査費用だけで10万円近くかかったもの。帰りの検査はガイド付きのプライベートツアーを組んでいたので、現地のツアー会社が検査を手配してくれたから良かったものの、そうでなかったらどうしていたことやら。まあ、今年はたぶん海外旅行はしないだろうから、その間にコロナが収束してくれれば御の字。

でも足元では、コロナの上にプーチンの戦争の追い打ちで、ガソリン代が高騰するやら、すべてがコスト高になったせいで何もかもが値上がりラッシュになるやら、いろんなものが品不足気味になるやらで、カナダのインフレは2月についに年率5.7%。利上げで収められるような状況じゃないと思うんだけど、どうなるのかな。失業率の方は、人手不足を反映して、コロナの経済混乱が起きる前の率よりも低くなったというから、賃金の上昇圧力が強まって、物価はさらに上がるということかな。日本ではまた大きな地震があったらしい。大震災から10年以上経ってもまだ落ち着いていなかったのかな。大空の雲が刻々と姿かたちを変えている窓の外では、黒い雲が大口を開けて白い雲をぱくり・・・。