リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

家庭運営に当たってはリスク管理も考えなくちゃ

2022年03月01日 | 日々の風の吹くまま
2月28日(月曜日)。☁🌧☁。はあ、2月も今日でおしまいで、早くも1年のうちの2ヵ月が過ぎてしまった。過ぎてしまったと言うよりは、どこかへ行ってしまったと言う方が気分的にぴったりするかもしれないな。やりたいことがいっぱいあるのに、たいしたことはやってないなあという感じ。ゆうべはパイナップル特急第2号の通過で、じゃぶじゃぶと呆れるくらいよく降っていたけど、けさは静かなもの。フレーザー川からバラード入江の方に向かって、霧なのか靄なのか雨雲の残りなのか。もしかしてこれがほんとの「大気の川」とか。まだ風が少しあって、大雨警報が出ているけど、今夜通過する特急第3号はそれほどではないらしい。気温は高めで、あしたなんか予想最高気温が12度で、百花繚乱になりそうな陽気。



カレシは11時からドイツのエスターとのレッスンがあって、まずは現在のヨーロッパの状況の話。エスターは入院中のハンガリー人のお母さんを見舞いに、このところ月に何度かドイツとハンガリーの間を往復。ハンガリー国籍も持っているので、政府からNATO軍の受け入れとウクライナ向けの武器の通過を拒否しているのはウクライナ西部のハンガリー人コミュニティの安全を確保するためで、EUのロシア制裁には協力し、人道的救援物資の輸送は行うという方針を説明した手紙が来たそうな。エスターの反応は「仲良しのプーチンに遠慮しているのよ。似た者同士なんだから」。オルバン政権は強権主義で独裁色を強めつつあると言われていたから、なるほどね。

雨が降り出したので、午後になって、ウォーキングに出かける代わりに車にガソリンを入れて、切らしているブードルスを買いに行き、運動は軽い筋トレにしたらどうかと、カレシに提案。案の定、「タンカレーが今日の分残っているから、まだいいよ」とか何とか。あのさあ、今日の分はあるから良くても、もし明日何かの事情で買いに行けなかったら、明日の分はないってことでしょ。カレシはいつも「(今は)まだある」と高をくくっては肝心な時に必要なものがないと慌てる習癖があるので、ここで家庭運営の「リスク管理」についてひと言。まず、日常生活には常備しておくものがいろいろあって、円滑な家庭運営のためには常に何日か先までの在庫状況を見通しておくべきであること。現状の一歩先を行くってことで、まだあるから大丈夫だなと思ったときに補充すればいいだけなんだから、そんなに難しいことじゃないでしょ。

反論して来るかと思ったら、「それもそうだな。同感だよ」と思いのほか神妙な顔つきのカレシ。よし、気が変わらないうちに出かけようじゃないの。まずはガソリンスタンドで給油。リットル180円になっているから、上限を8千円か1万円にセットして入れてね。「1万円は多過ぎだろ」とカレシ。請求されるのは実際の給油量の金額だから大丈夫。次は州営の酒屋でブードルズ3本と料理用にブランディを1本。ウォッカの棚に隙間ができていたので、ロシア産のを撤去したのねとレジの人に言ったら、「そうなんです」。(親指を立てて「いいね」をしちゃった。)これで何とか「任務遂行」ということで、明日から3月。ワタシの家庭運営業務のカレンダーはこんな具合・・・。