リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

値上がり、値上がり、また値上がりの春

2022年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月3日(木曜日)。☁🌥☂。起床9時。うわ、朝寝坊。ゆうべは久しぶりに車で遊びに出かけたもので、わくわくし過ぎて疲れていたのかもしれないな。まあ、今日は電気料金の支払いと演劇ワークショップの4回目以外は特にすることがないので、ゆっくり行こうっと。

電気料金は12月中旬から2月中旬の2ヵ月間の請求額が何と7万4千円の新記録。ニューウェストミンスターでは市が130年前に州のどこよりも早く街灯を電化して以来、独自の配電事業をやっていて、電力会社から(卸値で)買った電気を供給しているので、料金も市が予算の一部として決める。今年は料金引き上げ(2.8%)と気候変動対策税(3.5%)導入などの上に12月下旬の猛烈な寒波があったおかげで、一般家庭はどこも請求書を見て悲鳴を上げていると言う話。マンション住まいの我が家は非効率的な電気暖房で、1日中在宅で雨の日は昼間でも照明を点けているし、けっこう遅くまで起きていて、コンピュータが2台も3台も動いているから、真冬は真夏の数倍になるのが常。それでも、1日当たりの使用量が昨年同期と同じ約91kWhだったのは、改装のときにリビングに付けたシーリングファンが大寒波の時の暖房費を抑える効果があったからだと思う。


でも、政策金利の引き上げでプライムレートが上がって、ローンの金利も上がるだろうし、金利が上がっても住宅価格は下がらないと言う予想だし、固定資産税も上がるだろうし、ぎりぎりの頭金で目いっぱいローンを組んでマイホームを買った家庭はもっと厳しくなるかもしれないな。物価は何もかもが右肩上がりだし、どこでも家計は厳しいだろうと思うな。ガソリン価格などはロケット並みの上り方で、月曜日に給油したときはリットル180円だったのに今日はもう192円になっていて、200円に達するのは時間の問題だそうから、郊外から通勤する人にはさらなるパンチ。住宅バブルも弾ける気配がさっぱりなくて、戸建てはちょっと遠い郊外でも1億円を超えたそうだし、そうなるとマンションも値上がりしそうだから、これから買おうという人たちには手が届かなくなりそうだし、賃貸を借りるにしても、バンクーバーの家賃は北米で一番高いんだそうで、独身者向けの小さなアパートでも月20万円はするらしい。それでも空室率が極端に低くて、家賃云々よりも住む(住める)ところそのものがなかなか見つからないと言う二重苦。

そこへして、月曜日にあった管理組合の(オンライン)年次総会で、月々の管理費の引き上げと予備費を補填するのための特別徴収の提案が規定通りオーナーの4分の3の賛成で可決されて、我が家の管理費は月1万円ちょっと上がって8万5千円、所有面積に応じて割り当てられる特別徴収の額は4万8千円。さらに4月末は所得税の申告期限で、今年はワタシの個人年金も満額が世帯所得に加わるので、どんっと追加の納税がありそうだから、いやはや、4月、5月はえらい物入りな月になりそうだなあ。えらいこっちゃ。まあ、家計はまだ2人の公的な年金だけで何とか賄えていて、2人の個人年金はそっくり共同名義の投資口座に回せているけど、株式市場は大波乱。ワタシの老後の虎の子は今のところはほんの少し下がった程度で済んでいて、トニーに預けた元手を割るまでは行っていないけど、この先どうなるかは五里霧中。やれやれ、こんなところで春はライオンのごとくやって来るのかあ。