リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今度はプーチンのおかげでクルーズが中止になるかもって

2022年03月02日 | 日々の風の吹くまま
3月1日(火曜日)。☁🌥🌤。今日から3月。諺ではライオンのごとく猛々しくやって来て、子羊のごとく静かに去ることになっているけど、時世があまりにも荒れ模様だから遠慮しちゃったのか、何だかそろぉ~っとやって来たという感じだな。何だか寒くて雨の多い春になるようなことを言っているけど、公式の春はまだ3週間先の話で、その前に夏時間への切り替えがあって、「夏」の方が1週間早く来るというねじれ現象。時計の針を進めたり戻したりするのはこれで最後にしてほしいもんだけど、パンデミックの次はプーチンのぶっち切れで、ヨーロッパも北米もそれどころじゃないからなあ・・・。

ニュースサイトを見ていたら、何ともヘンな写真。プーチンが閣僚会議か何かをやっているところで、5、6メートルはありそうな長い、長いテーブルの端にひとり座っているのがプーチン、反対の端に固まって座っているのが閣僚か官僚で、その間には椅子がひとつもない。写真の下に「プーチンの健康を守るため」と説明があるけど、こんなに離れていたら、互いに叫ばないとまともな話なんかできないだろうになあ、と眺めているうちにふと浮かんだ名前が「ハワード・ヒューズ」。ビジネスに成功して大富豪になって華麗な生活を送っていたのに、ばい菌恐怖症が高じて、晩年は引きこもりになってしまった人。聞くところによるとプーチンもかなりのばい菌恐怖症だそうで、閣僚の間にコロナ感染者が出たとたんにさっさと自己隔離に入ったらしいし、閣僚でも誰でも(特別な通路で)消毒してからでないと会ってもらえないらしい。何かが怖いと言うのは誰にもあるけど、それが高じると強迫神経症というメンタルの病気になるわけで、プーチンもそうなんじゃないかな。狂気の独裁者ほど迷惑な人間はないよ。

午後にトラベルエージェントのジェフから、もしかしたらSilverseaが北欧のクルーズを中止するかもしれないという電話。リスボンから始まって5区間をつないだ全行程54日のクルーズで、私たちが乗るのは後半2区間の3週間。そのうちの最後の区間がタリン、サンクトペテルブルグで3日、ヘルシンキ、そしてストックホルムという日程なので、少なくともサンクトペテルブルグを寄港地から外すんじゃないないかと思っていたところ。乗客定員600人のクルーズの全行程を中止するのは経済的な損失が大きいし、サンクトペテルブルグに停泊予定の3日を別の寄港地に振り替えるの容易じゃないのも確かで、もしかしたら4区間目(私たちの行程の前半)の終点コペンハーゲンで打ち切りになることもあり得るな。ウクライナ情勢がどうなるかによるけど、見通しはあんまり良くない気がする。でも、もしも中止になったら払い込んだ料金は戻って来るだろうから、前に中止になって行けなかった秋のニューヨーク→モントリオールに乗り換えるのもありかな。

カレシとそんな話をしていたら、Silverseaから「コロナ関連の規則を変更した」というお知らせメール。あ、プーチンの戦争に関心が行っちゃってるけど、コロナとの戦争もまだ続いていたんだっけ。すでに3回目接種が条件になっているけど、さらに乗船前の抗原検査を廃止し(その代わり各自で乗船前2日以内にPCR検査)、船の上ではマスクの着用は劇場、カジノ、ジム、出航前の避難訓練以外では任意、密回避も任意努力、船外では各寄港地での規則に従うというお達し。EUでは規制撤廃が進んでいるから、わりと平常に近い環境になりつつあるという感じだけど、プーチンと言う戦争ウィルスの変異株が暴れているから、現時点では「中止にならなければ」の話か。