リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ファンドレイジングのオークションに入札しようかな

2022年03月12日 | 日々の風の吹くまま
3月11日(金曜日)。❅☂☁☂。起き出して、寝室のブラインドを上げてみたら、あらら、何か白いものがひらひら、ちらちら。雪なんだか雪交じりなんだかはっきりしないけど、そんなの予報にあったかなあ。まあ、ルーフデッキは積もる気配がなくてびしょびしょだったし、朝ご飯が終わる頃には白いひらひらも見えなくなったのでほっとしたけど、冬はもういいってば。

朝のメールにArts Clubのファンドレイジングのオークションのお知らせがあって、今回は何があるのかなあと見ているうちに、はたと思い出したのが2年前にオークションで射止めた「パイロット教習」のパッケージ。アメリカとの国境近くにある飛行場のパイロット教習所で何時間かの教室での講義とシミュレータのコックピットで教官による30分の指導を受けるというもので、コロナのおかげで行けないでいるうちに有効期限が来てしまったので、教習所にお願いして1年間延長してもらったんだけど、その期限が今月末までなのをすっかり忘れていた。演劇ワークショップや新作のオープニングがあるので、今からじゃあ取れる時間がないや。あぁ~あ、シミュレータでもいいから飛行機を操縦してみたかったなあ。いつだったか、シカゴの科学技術館の簡易シミュレータで「着陸」の操作に夢中になったのを思い出すな。水平を保持するのがけっこう難しくて、うまく滑走路に着陸できたときは爽快な気分だった。(でも、飛行機のパイロットよりは、やっぱり海を行く大きな船の船長の方が魅力的だな。)

今回のオークションで興味を引かれたのはバンクーバー島の太平洋側にあるトフィーノへの一泊旅行。遠隔地をプロペラ機で結んでいる小さな地方航空会社の往復チケットとビーチリゾートでの宿泊券とレストランのギフトカードというパッケージで、後でオークションサイトを見たら、すでに3人が入札して現在価格は11万円(買取価格は20万円)。カレシは「トフィーノは一度行ってみたいなあ」。そうだねえ。マスク着用やワクチンカードが廃止になると、7月にはコロナのおかげで2年連続で中止になっていた我が家の下の道路での音楽フェスが復活するだろうから、逃げ出すのにいいかもね。何しろ3つのステージで昼から夜の9時までずんどこやられるので、とっても家にいられるもんじゃなくて、前回はサンフランシスコ、その前の年はバンクーバー島の友だちのところに避難の週末旅行。トフィーノは昔、ホタテ養殖の技術指導に来た北海道の漁師さんたちの通訳としてバンクーバー島に同行したときに行ったことがあって、おっとりとしていてけっこう文化的な小さな村という印象だったっけ。よし、きのうキャンセルしたクルーズの料金が戻って来るし、2、3日様子見をして、入札競争に出るか、思い切って買い取るかしようっと。

BC州では今日からマスク着用義務が解除になって、ウォーキングに出てすれ違う人たちの半分以上がマスクなし。まあ、元々道路では着用義務がなかったので、あっさりと外したってことかな。午後になって(マスクをして)買い物に行ったら、ほとんどの店で入口に貼ってあった「マスク着用」のサインがなくなっていたけど、スーパーの中ではスタッフはまだ全員がマスクをしていて、マスク姿のお客もまだけっこういる感じ。すっかり慣れたものを急に「してもしなくても、どちらでもいい」ということにされると、けっこう決断に迷いが出るもので、あんがいみんな習性になっていて、、すぐには外せないのかもしれないな。ワタシだって今までと変わらずで、靴を履いたら、キーフォブと一緒にフックにかけてあるマスクを迷わずに取って、着けてから玄関のドアを開けたもの。マンションのエレベーターにはまだ「マスク着用」の貼り紙があるし、乗って来るほとんどの人がマスクをしてるし、習慣ってすぐには変えられないってことだけど、コロナがなくなったわけじゃないから、それはそれでいいと思うね。

なぜかいつもとちょっと違う眺めのような・・・